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今年の冬は8年ぶりに「スーパーエルニーニョ」が襲来へ!記録的な暖冬の恐れ 


気象庁がエルニーニョ監視速報を発表し、今年の冬は非常に強いエルニーニョ現象(スーパーエルニーニョ)となる可能性が高いとの見通しを明らかにしました。

エルニーニョ現象とは太平洋赤道域などで海面水温が平年よりも高くなる現象のことで、今年は春頃から顕著なエルニーニョ現象が継続しています。
日本だと暖冬になりやすいとも言われ、気象庁も最新予報にて来年2月頃までエルニーニョ現象が継続する可能性が高いと指摘。

通常のエルニーニョ現象よりもさらに猛烈なスーパーエルニーニョとなる見通しで、スーパーエルニーニョとなれば2015年以来です。
2015年のスーパーエルニーニョ現象では全国的に雪不足が深刻化し、年末の時期になっても雪が全く降らない地域が続出していました。

今年も同じような暖冬となる可能性が高く、気象庁は強いエルニーニョ現象によって様々な面に影響が出るのではないかとして警戒を促しています。

 

気象庁 エルニーニョ監視速報(No.373)
https://www.data.jma.go.jp/cpd/elnino/kanshi_joho/kanshi_joho1.html#fig1


今後の見通し:今後、冬の間はエルニーニョ現象が続く可能性が高い(90%)。 実況では、太平洋赤道域の中部から東部にみられる海洋表層の暖水(図5)が、東部の海面水温が高い状態を維持している。大気海洋結合モデルは、太平洋赤道域の中部から東部にかけての海洋表層の暖水が東進し、予測期間中、エルニーニョ監視海域の海面水温が基準値より高い値で推移する可能性が高いと予測している(図11)。以上のことから、今後、冬の間はエルニーニョ現象が続く可能性が高い(90%)。

この冬はスーパーエルニーニョ発生 日本で、世界で異常気象か
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7fb03d9d08c16b79d54db9fa8439f9017bd7b904

 先月(9月)のエルニーニョ監視海域(南米ペルー沖)の海面水温は、基準値との差がプラス2.2度と過去3番目に高くなりました。今後も海面水温は上昇傾向で、この冬は大規模なエルニーニョ現象が発生するのはほぼ確実です。

すでに、オーストラリアではエルニーニョ現象の影響により、広範囲で雨が少なくなっています。この先も雨が降らず干ばつが深刻化した場合、日本では小麦の多くをオーストラリアから輸入しているため、さらなる物価上昇を招くおそれがあり、気がかりです

 

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