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国の基金、16兆6000億円も金余り状態になっていた!過去10年間で総額35兆円 「十分精査されないまま水ぶくれ」


日本政府の余った税金などを積み立てている基金の総額が16兆円を超えていることが判明しました。

これはNHKが取り上げた情報で、国の事業のために各府省のもとに設けられているおよそ150の基金を調査したところ、今年3月の時点で16兆6000億円の残高が確認されたとのことです。
過去10年間で積み上げられた基金の総額は35兆円で、その8割に匹敵する28兆円が新型コロナの緊急経済対策が実施された令和2年からの時期に集中していました。

いわゆる精査が曖昧なまま資金だけが積み上がっていた基金も多くあるとして、大量の税金が使われないまま水ぶくれ状態になっていた可能性があるとされています。

この余っている資金の使い道はまだ決まっておらず、税収が多すぎた問題を含めて、日本政府は十分な財源や税収を確保しているのに、国民負担を全く軽減しない姿勢は変えようとしていません。

岸田首相の減税政策も非常に規模が小さく、国民からは余剰金で大規模な一律給付金や減税を行うように求める声が相次いでいます。

 

国の基金残高 3月末時点で16兆円余 実態検証し見直しへ 政府
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231029/k10014241181000.html

経済対策など国の事業のために積み立てられた基金の残高は、ことし3月末の時点で16兆円余りに上り、政府は、新型コロナの感染拡大を受けて必要性が十分精査されないまま積み上がった可能性もあるとして、実態を検証し、見直すことにしています。
国の事業のため各府省のもとに設けられているおよそ150の基金について、政府は、行財政改革の一環として、運用状況を調べました。

 

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