11月1日の為替相場で1ドル151円台となりましたが、これについて財務省の神田真人財務官は介入を含めて過度な変動への対抗手段を用意しているとのコメントを出しました。
10月31日は日銀の政策発表後に現状維持が伝わり、それによって円売りドル買い注文が殺到。
1ドル149円台から1ドル151円台まで一気に円安が進行し、1年半ぶりの円安水準となっています。
日本経済新聞によると、財務省の神田真人財務官は「短い間に数円動いている。一方的で急激な動きを懸念していて、過度な変動にはあらゆる手段を排除せず適切な行動をとる」「スタンバイだ。マーケットの状況を緊張感を持って見ているなかで判断する」と述べ、為替介入を含めたあらゆる手段が準備段階に入ったと強調。
去年の為替介入では8兆円規模の資金を投入しており、それによって1ドル150円以上だった相場が1ドル140円以下にまで大きく動きました。
今回も同じ規模の為替介入が実施されると見られ、少なく見積もっても5兆円以上は投入される可能性が高そうです。
円安進行 神田財務官、為替介入含め「スタンバイ」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA010KU0R01C23A1000000/
財務省の神田真人財務官は1日朝、外国為替市場で進む円安について「短い間に数円動いている。一方的で急激な動きを懸念していて、過度な変動にはあらゆる手段を排除せず適切な行動をとる」と述べた。介入を含めた準備状況を問われ、「スタンバイだ。マーケットの状況を緊張感を持って見ているなかで判断する」と語った。
午前8時ごろに財務省で記者団の質問に答えた。あらゆる手段とは為替介入を指すかを問われ、「それについては申し上げない。あらゆる手段を含める」とも話した。為替の水準よりも「過度な変動か、その背景が説明できるかといったことを総合的に考える」と指摘した。
◆ 介入「スタンバイ」
神田財務官がさきほど、為替介入に向けた姿勢を記者団に問われ「スタンバイです」と話しました。「スタンバイ」は昨年9月にも使った言葉。この数時間後に実際に介入しており、為替市場では要注意ワードです。👇は当時(2022/9/22)の日中のドル円の動きです https://t.co/nAaIw5meqV pic.twitter.com/OHAoW5fsQf— 後藤達也 (@goto_finance) October 31, 2023
【速報】円買い介入なし=10/3も0円
財務省がさきほど、9/28-10/27の為替介入が0円だったと公表しました。10/3に1ドル=150円をタッチした直後の円高は「介入」との観測がありましたが、1円もありませんでした。今後の介入の思惑にも影響を与えそうです pic.twitter.com/GMBU6MuCI8— 後藤達也 (@goto_finance) October 31, 2023
円安止まらず、一時1年ぶり151円台に 為替介入への警戒感強まる https://t.co/sSQVLpdsgx
31日夜の外国為替市場で円安ドル高が進み、円相場が一時、昨年10月以来約1年ぶりとなる1ドル=151円台まで下落した。日本銀行はこの日、金融緩和策を修正しつつも、大規模緩和を継続すると強調。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) October 31, 2023
円安進行 神田財務官、あらゆる手段「スタンバイ」
為替介入なんて焼け石に水。本人も分かっている。円安は異次元緩和と日本経済の凋落が原因。人口減少も進む中で円安はますます進む可能性がある。元凶は自民党政治。総括なし反省なし。政治を変えないと暴落は止まらない。 https://t.co/Y13qY3QJXF
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) November 1, 2023
異次元緩和を止める=利上げするって事です。
利上げすると企業がお金を借りにくくなり、投資が鈍ります。
つまり景気を冷やすんですね。為替介入が効くかどうかは置いておいて、円安是正のために利上げするのはアホのすることです。
より賃金が下がります。 https://t.co/gXfDy1tSAS— 井上純一(希有馬屋)『逆資本論』発売中 (@KEUMAYA) November 1, 2023
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