*BBC
アラブ連盟とイスラム協力機構(56ヶ国)が緊急の合同首脳会議を行い、イスラエルのガザ侵攻に関して共同声明を発表しました。
今回の緊急首脳会議ではイスラエルによる空爆や地上侵攻を強く非難し、イスラエル側に停戦を要求。
時事通信社によると、出席したサウジアラビアのムハンマド皇太子は「残忍な戦争を断固拒否する」と述べ、イスラエルの行動は侵略戦争だと指摘。
エジプトのシシ大統領も「集団的懲罰は受け入れ難く、自衛との主張では正当化できない」と糾弾し、トルコのエルドアン大統領は恒久的な停戦が必要とも語っていました。
中東各国はイスラエルの軍事行動を批判すると同時に、パレスチナとイスラエルの停戦が必要だとする方向で一致したと報じられています。
他にもイランのライシ大統領が「アメリカはイスラエルの共犯者だ」との声明を出したことも注目するべき点で、アラブ・イスラム諸国の方向性が明確に示された形です。
イスラム諸国、イスラエルを一斉非難 アラブ連盟・OICが首脳会議
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023111100329&g=int
【カイロ時事】アラブ連盟(21カ国・1機構)と「イスラム協力機構(OIC)」(56カ国・1機構)は11日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルとの衝突を受け、サウジアラビアの首都リヤドで緊急の合同首脳会議を開催した。イスラム諸国の首脳は冒頭の演説で、イスラエルによる空爆や地上侵攻を強く非難。イスラエルに停戦を要求した。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう