*国会中継
自民党派閥の政治資金パーティーでその資金を所属議員にキックバック(還元)していた問題で、岸田首相が党の政治資金パーティーなどを一時自粛するように要請する方向であることが分かりました。
FNNの記事によると、12月6日に岸田首相は幹部会合を開き、当面すべての派閥の政治資金パーティーを自粛し、合わせて派閥の忘年会や新年会も自粛を求めるとのことです。
派閥の政治資金をめぐる問題が解明されるまで様子見とする方針で、それだけ岸田首相も政治資金問題は重く受け止めているのだと思われます。
一方で、野党側はリクルート事件以来の裏金事件だとして追及を強化するとしており、共産党は企業や団体によるパーティー券の購入や政治献金を全面的に禁止することなどを盛り込んだ政治資金規正法の改正案を国会に提出しました。
今月13日に臨時国会は閉会となりますが、検察も国会閉会に合わせて本格的な捜査を行うと見られ、一連の政治資金問題はこれからさらに大きく注目を集めることになりそうです。
【独自】自民全派閥の政治資金パーティーを自粛へ 岸田首相らきょう緊急幹部会合 派閥の忘年会・新年会も自粛へ
https://www.fnn.jp/articles/-/625758
自民党の派閥の裏金疑惑をめぐり、岸田首相は、6日に緊急の幹部会合を開き、当面すべての派閥の政治資金パーティーを自粛することで合意を取り付ける見通しが明らかになった。
岸田首相は6日、麻生副総裁や茂木幹事長に加え、参院の幹部を含めた8者による緊急会合を初めて開く方針。
共産 政治献金の全面禁止など政治資金規正法改正案 国会提出
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231205/k10014278841000.html
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、共産党は、企業や団体によるパーティー券の購入や政治献金を全面的に禁止することなどを盛り込んだ政治資金規正法の改正案を国会に提出しました。
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