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Mクラス太陽フレアが連続発生!高速太陽風を観測、一部が地球と接触 電子機器の障害や地殻変動の強まりに注意


*NASA
太陽で規模の大きなフレアを複数観測しました。

NASA(アメリカ航空宇宙局)や宇宙天気予報の発表によると、12月5日にM1.5、12月6日にもM1.4の太陽フレアを観測し、非常に強い太陽風も観測したとのことです。
すでに一部の太陽風が地球と接触中で、12月5日夜から世界各地でやや強い磁気嵐を捉えています。

この磁気変動は電子機器のトラブルやネットワーク障害を引き起こすことがあり、しばらくは通信障害などに注意が必要だと言えるでしょう。
また、地球のマントルや内部を刺激することで地殻変動が強まるため、火山や噴火の発生頻度が高まることになるかもしれません。

先日に大地震と噴火が起きたフィリピンやインドネシアのような災害は他人事ではなく、世界の何処に居ても災害を前提にして備えておくと良さそうです。

 

宇宙天気予報
http://swnews.jp/


2023/12/ 5 11:58 更新
高速の太陽風が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日の夕方に500km/秒から550km/秒へ高まり、
現在までこの状態が続いています。
磁場強度は、昨日の午後に10nTへ強まり、
今日に入った頃からさらに上昇して、
現在は15nTに強まっています。

太陽風磁場の南北成分は、
北寄りの傾向が続いています。
速度は高まっていますが、磁気圏への影響は限定的で、
AE指数は小規模の変化が見られる程度です。

アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers

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