*BBC
12月8日に国連安保理が緊急会合を開き、中東・パレスチナ自治区ガザでの「即時停戦」を求める決議案を採決しましたが、アメリカの拒否権行使によって否決されました。
ロイター通信の記事によると、15カ国の理事国のうち日本を含む13カ国が賛同し、イギリスは棄権、これにアメリカだけが反対を投じて停戦拒否を表明。
停戦案に反対したアメリカは「停戦はハマスに利益をもたらすだけだ」と述べ、イスラエルも全ての人質解放が停戦の条件であると強調しています。
8日の決議案はアラブ首長国連邦が策定したもので、国際法を前提とした民間人の保護や人質の即時解放を求める内容となっていました。
10月7日からの戦闘でガザ地区の死者数は1万7400人を超えており、南部地域にもイスラエル軍の地上侵攻が行われたことで、パレスチナ人の状況は今まで以上に苦しいものとなっています。
ガザ停戦決議案を否決、国連安保理 米が拒否権行使、英は棄権
https://jp.reuters.com/world/us/NNWFMFIJJZN23DY7RFOHDSVPCA-2023-12-08/
[国連 8日 ロイター] – 国連安全保障理事会は8日、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの紛争について、人道的な即時停戦を求める決議案を採決したが、米国が拒否権を行使し否決された。
決議案はアラブ首長国連邦(UAE)が策定。15カ国の理事国のうち13カ国が賛成、英国は棄権した。
国連安保理、ガザ即時停戦決議案について米国が拒否権行使
賛成13カ国:
中国、ロシア、フランス、スイス、ガボン、ブラジル、エクアドル、マルタ、ガーナ、モザンビーク、アルバニア、日本、アラブ首長国連邦反対1カ国:
米国棄権1カ国:
英国 pic.twitter.com/lRKVz1UO7Q— ShortShort News (@ShortShort_News) December 9, 2023
米国の拒否権行使により、ガザでの即時停戦が否決された。
パレスチナのリヤド・マンスール国連大使の演説中、米国の国連代理大使はスマートフォンを触っていた。
ジェノサイドを支援し続けることを表明した米国の決定を、マンスール大使は「破滅的」と非難した。pic.twitter.com/zzLCNmayzm
— 駐日パレスチナ常駐総代表部 (@PalestineEmb) December 9, 2023
【速報】ガザ「停戦」を求める安保理決議案に米国が拒否権を行使。戦闘の「休止」を求めた前回の決議は棄権して採択を阻止しなかったが、「停戦」(一時的な戦闘休止ではない)を認めず。決議案はグテレス事務総長が国連憲章99条に基づき行動を求める極めて異例な要請を受けたものでした。 pic.twitter.com/Jzark7fAxF
— 隅俊之/Toshiyuki Sumi (@sumi_toshiyuki) December 8, 2023
米国と公正な平和を築くことは不可能=トルコ大統領
🇹🇷🚫🇺🇸#トルコ のエルドアン大統領は米国が国連安保理で #ガザ の人道的停戦決議案を拒否権で阻止したことを受け、米国と共に公正な平和は構築できないと表明した。
🇹🇷エルドアン大統領は9日の演説で米国の対応を厳しく批判した。… pic.twitter.com/ewtVvBLPzZ— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) December 10, 2023
ガザ停戦決議案を否決、国連安保理 米が拒否権行使、英は棄権 https://t.co/EhmF9YitUk
— ロイター (@ReutersJapan) December 9, 2023
「国連安全保障理事会は、ガザ(🇵🇸)での人道的停戦に13対1で賛成した。
残念ながら、このたった1票の「NO」はアメリカの拒否権行使であり、1つの政府が和平を妨害していることを意味する。
内訳は以下の通り:
停戦に賛成した国
🇨🇳中国
🇷🇺ロシア
🇨🇭スイス
🇬🇦ガボン』/1#ガザ投稿翻訳 https://t.co/VhZYlKbBLO pic.twitter.com/ns9BoTN3uQ— 日英メディア翻訳者✒️斎藤キリク (@kirikousaito) December 8, 2023
いいね!しよう