*防衛省
防衛省が公開した最新装備「レールガン」の試験結果が判明しました。
レールガンは電気エネルギーで弾丸を発射する電磁投射砲のことで、火薬を使う従来の大砲と比べて、さらに早いスピードで弾丸を発射することが出来るとされています。
自衛隊では10年ほど前からレールガンの研究開発を行っていますが、2023年11月に開催した「防衛装備庁技術シンポジウム2023」で具体的な資料を公開。
これまで判明した課題を克服するための努力を続けているとして、レールガンに新たな放電方式や砲身レール素材を採用して連続射撃試験にも成功したと発表されています。
この射撃試験で120発の射撃を行い、弾丸の初速が下がらないことを確認し、このレールガン研究開発が成功した場合、次のステップである中口径レールガンの開発も視野に入れていると報道されていました。
ただ、レールガンはアメリカですら実用化を断念した経緯があり、ここから実戦配備まで持っていけるのかどうか世界中の軍事専門家が注目しています。
防衛装備庁は、レールガンの連続射撃の実現を目指していますが、砲身レールが摩耗で損傷したり、損傷によって弾丸初速が低下する課題が明らかになったとしています。
課題を克服すべく、レールガンに新たな放電方式や砲身レール素材を採用して連続射撃試験が実施されました。試験では、レールの損傷を低減し、120発射撃しても弾丸の初速が下がらないことを確認したとしています。
レールガンは、これまでの兵器では対処が難しい「極超音速誘導弾」などに対する防空や、艦艇や地上目標に対して回避が困難な打撃手段として使われる見通しです。
#防衛装備庁 は10月17日、#海自 と連携して艦艇に搭載したレールガンの洋上射撃試験を世界で初めて実施したと発表した。試験艦「#あすか」に装備を実装して行った
朝雲HPhttps://t.co/qmDOIPzeAr
↑2023年12月20日迄#防衛省 #自衛隊 #新聞 #朝雲 pic.twitter.com/Qk65KNpeTl— 朝雲新聞社 公式ツイッター (@AsagumoNews52) December 7, 2023
自衛隊のレールガン、対艦用途が本当に実現可能なら…
・ピンポイント攻撃の場合
重要区画をブチ抜き、戦闘能力を奪う(機材と要員を無力化する)・攻撃回数重視の場合
穴だらけにして沈める、なお貫通した際、配線や配管は多分ズタズタになるし、乗員も巻き込まれて死ぬ— J-WACS (@Jawacs767) December 2, 2023
ウクライナ戦争の教訓として、廉価型ドローン対策として一二をあらそう有効性が示されたのが対空機関砲
レーザーやレールガンはまだまだ先
中国は比類なきドローン大国
自衛隊さんの対空機関砲部隊の抜本的強化施策が聞こえて来ないのはヤバいのでは? https://t.co/AmNz6j5Wd9
— おっきな桜もち (@os2_2015) December 5, 2023
装備庁の車載型レールガン
実際に配備できる様になったら、PAC-3や中SAM同様に高価値目標の防衛に使える。対空だけでなく対地対艦までこなせるから、自衛隊としても切望の装備品だろうな…
— 大いなる和 (@oI3FrdMhMRk8z6D) December 1, 2023
“とある日本の電磁砲!?” 自衛隊向け「レールガン」射撃 フルバージョンで公開! 防衛装備庁https://t.co/7dgf07Dzhg
トレーラー1台で電気を賄うくらいを目指すのか。そのサイズなら航空機にも載せられそうな気がするが、どんな運用になるかな。実現できたら、だけど。
— 折鶴P💉MMMP (@Led_OriduruP) December 6, 2023
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