警察庁は自転車の交通違反について、反則金を課すいわゆる「青切符」による取締りを導入する方針を決めたことが分かりました。
NHKの記事によると、警視庁は自転車関係の交通事故が増えているとして、自転車にも自動車やオートバイのような反則金制度、いわゆる「青切符」による取締りを導入し、取り締まりを強化すると発表。
具体的には信号無視や一時不停止、右側通行などの通行区分違反、ブレーキが利かない自転車に乗ること、携帯電話を使いながら運転することなどが取り締まりの対象で、利用者の年齢は16歳以上とされています。
来年の通常国会にも道路交通法の改正案を提出する方針で、自転車取り締まりの国会議論が近く本格化する見通しです。
自転車の取り締まり強化に関しては世論の反応も賛否両論となっており、重大事故防止の観点で賛成する声から、自転車の事故に反則金を導入するのは日常生活にも支障が出るとして、懸念や反対を表明する声まで賛否両論が飛び交っていました。
自転車「青切符」導入へ 反則金は5000円から1万2000円程度想定
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231221/k10014294661000.html
自転車の交通違反の取締りが大きく変わることになります。
自転車の悪質な交通違反が後を絶たないことから、警察庁は、反則金を課すいわゆる「青切符」による取締りを導入する方針を固めました。警察庁によりますと、全国の交通事故の発生件数は年々、減少している一方で、自転車が関係する事故の占める割合は増加傾向が続いているうえに、去年、自転車が関係した死亡・重傷事故のうち、およそ4分の3で自転車に違反行為があったということです。
こうした状況を受けて、警察庁は、有識者会議で取締りのあり方などについて検討した結果、自転車にも自動車やオートバイのように反則金を課すいわゆる「青切符」による取締りを導入する方針を固めました。
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