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AI無断学習の規制検討、文化審議会の小委員会で文化庁素案を了承 「特定のクリエーターのみは権利侵害の可能性」


*NTTより
AI(人工知能)を使った文書や画像の無断学習について、国が規制する方向で検討していることが分かりました。

日本経済新聞社の記事によると、1月15日に国の文化審議会の小委員会はAIの開発や利用で権利侵害に繋がるケースがあるとして、規制方針や考え方をまとめた文化庁の素案を了承したとのことです。
素案では特定クリエイターの作品のみ学習させたAI利用や、オリジナル作品を認識した上でAIに作成を指示した場合は権利侵害の可能性があると指摘。
作風が似ている程度なら問題ないとして、具体的にどの程度のラインで法規制の範囲を決めるのかこれからの議論テーマとなりそうです。

2月下旬頃にも最終案を取りまとめる方針で、AIと著作権の基準も何らかの形で指針が示されることになるかもしれません。

 

AI無断学習に「歯止め」 文化庁素案を了承
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE158X30V10C24A1000000/

国の文化審議会の小委員会は15日、文章や画像を作る生成人工知能(AI)の開発や利用で権利侵害につながる恐れのあるケースについて、考え方を示した文化庁の素案を了承した。
著作権法が原則認めているAIによる著作物の無断学習に、現行法の運用で「歯止め」をかけ、AIの開発と権利保護の両立を図る内容。委員の意見を踏まえた上で一般からも意見を募り、2月下旬にも最終案を取りまとめる。

 

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