＊BBC
東京電力は福島第一原発の処理水(汚染水)について、2024年度は7回に分けて計5万4600トンを海洋放出する予定だと明らかにしました。
昨年から始まった処理水の海洋放出では計3回で約2万3000トンが放出され、来月下旬にも4回目の海洋放出を準備しています。
東京電力によると、2024年度は約5万4600トンを7回に分けて放出し、空になった汚染水タンクは解体除去する方向で調整しているとのことです。
トリチウムの総量は約14兆ベクレルで、放出計画で定めた年間の放出量の上限よりは少ないとしていました。
ただ、東電や原子力規制委員会は全ての放射性物質(核種)の測定をしておらず、福島第一原発に飛び散ったとされる30種を超える核種の全てを計測しているわけではありません。
トリチウムに関しても長期的な視点で生物の体内に濃縮するリスクがあるとの声があり、専門家の間でも意見は割れているのが実情です。
処理水放出、来年度は５万トン超 ７回、計画案を発表―東電
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024012501103&g=soc
東京電力は２５日、福島第１原発にたまる処理水について、２０２４年度の海洋放出計画案を発表した。約５万４６００トンを海水で薄め、７回に分けて放出する。国や福島県などの意見を踏まえ、３月末までに確定させる。
計画案によると、原発の設備点検を挟みながら、４月～２５年３月に海洋放出する。
福島第一原発の処理水放出、来年度は5.4万トン タンク解体も着手
https://www.asahi.com/articles/ASS1T5VCNS1SULBH006.html?ref=tw_asahi
東京電力福島第一原発の処理水放出について、東電は25日、来年度の放出計画を明らかにした。敷地内で保管しているタンク約54基分に相当する計約5万4600トンを7回に分けて放出する。
東電によると、放出するトリチウムの総量は約14兆ベクレル。放出計画で定めた年間の放出量の上限22兆ベクレルを下回る。
いいね！しよう
