*自民党
自民党が政治資金パーティー問題に関する処分内容を決定しましたが、それに対して離党勧告となった塩谷元文部科学大臣が党紀委員会に弁明書を提出しました。
NHKの記事によると、塩谷氏は党の離党勧告に強い不満を示し、弁明書の中で「不当に重すぎる処分は受け入れられず、執行部の独裁的な党運営に断固として抗議する」と述べ、キックバック報酬の決定も複数の幹部で話し合ったものだとして、自身の責任がより重いということはないと主張。
さらには岸田首相らの責任があると触れた上で、「党の少数の幹部により不透明かつ不公平なプロセスで処分を実質的に決めることは、自由と民主主義に基づく国民政党を標ぼうする、わが党そのものの否定で、独裁的・専制的な党運営には断固として抗議する」と締め括っていました。
今回の処分決定で安倍派と二階派の議員ら39人が対象となりましたが、岸田首相や二階俊博元幹事長らは処分対象から除外されています。
そのような内容に塩谷氏が不満を示したとも見られ、自民党内部でも一連の処分決定に賛否が割れているとのことです。
自民 塩谷氏 弁明書提出 “執行部の独裁的な党運営に抗議”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240404/k10014412221000.html
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、党から離党勧告の処分を受ける見通しとなっている塩谷 元文部科学大臣は、党紀委員会に弁明書を提出しました。不当に重すぎる処分は受け入れられず、執行部の独裁的な党運営に断固として抗議するとしています。
自民党安倍派の座長を務めた塩谷 元文部科学大臣は、弁明書で、「還付や不記載を画策したり主導したりしたことはない。不記載に気づけず止められなかった批判は甘んじて受けるが、気づきながら放置してきたわけでは決してない」としています。
自民党 39人の処分を午後決定へ 塩谷氏 世耕氏 離党勧告の方針
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240404/k10014412171000.html
派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、自民党は4日午後、党紀委員会で安倍派と二階派の議員ら39人の処分を決定します。
塩谷・元文部科学大臣と世耕・前参議院幹事長を離党勧告とする方針です。

いいね!しよう