*気象庁
4月17日23時14分ごろに四国地方の豊後水道でマグニチュード6.6の強い地震を観測しました。
気象庁は地震直後に臨時の記者会見を行い、この地震は南海トラフ巨大地震の想定震源域内で発生したと説明。
南海トラフ地震との関係を調査するマグニチュードの基準未満の地震だとして、現時点で南海トラフ巨大地震の直接的な地震ではないとしています。
ただ、南海トラフ巨大地震の想定範囲で発生した地震であり、愛媛県と高知県で震度6弱以上の揺れを観測したのは現在の震度階級が導入された1996年以降初めてだと言及した上で、フィリピン海プレートが沈み込んでいるところの内部で発生した地震だとコメントしていました。
過去にも同じ地域で継続した地震活動が見られると指摘し、現時点で南海トラフ地震の発生を検討する基準以下の地震としています。
一方で、地震の観測後に多数の余震活動も観測しており、気象庁は同じ規模程度の地震が頻発する恐れがあるとして、周辺に注意を呼び掛けていました。
震源の場所からいわゆる中央構造線にも影響を与えている可能性が高く、南海トラフ巨大地震よりも中央構造線の方に刺激を与えたと考えることができます。
直前に大きな太陽フレアを観測していた点にも注目する必要があり、今日の昼にも強い太陽フレアの第2波が到来することを考えると、地震が連鎖することも視野に入れて備えておくと良さそうです。
地震情報
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/
【記者解説】震度6弱 南海トラフの想定震源域との関連は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240418/k10014425541000.html
17日夜遅く、豊後水道を震源とする地震があり、愛媛県と高知県で震度6弱の揺れを観測しました。この地震による津波はなく、気象庁は揺れの強かった地域では今後1週間ほどは最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、愛媛県と高知県で震度6弱以上の揺れを観測したのは、現在の震度階級が導入された1996年以降初めてです。
【随時更新 被害】愛媛・大分で7人けが 愛媛と高知で震度6弱
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240417/k10014425241000.html
17日午後11時14分ごろ、愛媛県と高知県で震度6弱の揺れを観測する地震がありました。この地震の影響で、愛媛県で5人、大分県で2人のあわせて7人がけがをしているということです。
中央構造線
wikihttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0%E7%B7%9A
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