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歴史的な円安でさらに追加値上げの可能性!34年ぶりの1ドル158円台、5ヶ月で18円変動 企業倒産も増加 「日本はもう東南アジアレベル」


*ドル円
日本円が1ドル158円台まで円安となり、先週の為替市場は大荒れとなりました。

4月26日に日銀(日本銀行)が金融政策決定会合にて現状維持の方針を発表したところ、それを受けて円高政策や利上げを期待していた投資家や市場から失望の声が相次ぎ、売りが売りを呼ぶ展開となって円安が加速。
わずか1日で3円も円安が進み、最終的には34年ぶりの1ドル158円台を更新しています。

すでに日本の物価はフィリピン以下の水準まで落ち込み、欧米諸国からも東南アジアのようなお手軽旅行先として宣伝されている状態です。
一部の商品は日本のほうが安いまであるほどで、日本は安くて高品質だとして外国人旅行客が殺到しています。

同時に円安の影響もあって企業側が仕入れや原材料費が跳ね上がり、企業倒産が過去最悪の水準まで上昇しました。

半年程度で20円もの円安が進んだ影響は大きく、政府の為替介入がなければ、160円台すら来週中にも突破するのではないかと見られています。
庶民の生活にも当然影響が出るわけで、電気代や食品価格などは一斉に値上げとなるでしょう。

ただ、利上げならば日本国債の利払いや住宅ローン市場などにマイナスの影響があり、利上げ地獄か円安地獄かの二択しか金融政策が残っていないのが日本の現状であるとも言えます。

 

円安止まらず158円台、専門家「流れを変えるのは難しい」
https://www.asahi.com/articles/ASS4W2FG9S4WUHBI00LM.html

外国為替市場で円安が止まらない。26日の米ニューヨーク市場で1ドル=158円台まで落ち、1990年以来約34年ぶりの円安水準を更新した。1日で3円近く円安ドル高が進んだ。市場で「日本は為替介入しない」との見方が広がり、歯止めが利かなくなっている。

日本銀行が26日に金融政策の現状維持を決め、植田和男総裁は会見で、円安が「基調的な物価上昇率に今のところ、大きな影響を与えているわけでない」と発言。当面は日銀が利上げをしないとの見方が広がり、円相場は東京市場で156円台に下落。その後、米国で物価指標が予想を上回って米景気の底堅さが意識され、一気に158円台に突入した。

 

 

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