*NASA
太陽で規模の大きなM9.5の太陽フレアが発生しました。
M9.5は最大級のXクラス寸前、もしくは同レベルの規模であり、かなり大きな太陽風の乱れとなっています。
NASA(アメリカ航空宇宙局)の最新予想によると、5月2日にも地球と太陽フレアの一部が接触する恐れがあるとされ、それから数日程度は大きな磁気嵐が地球上で続くことになりそうです。
また、M9.5太陽フレア以外にもMクラスの太陽フレアが数時間で3回も連続で発生し、合わせて4回のMクラス太陽フレアが地球方面に向かっています。
先月末の第一波も地球で乱れを観測中で、通信障害や電子機器の故障、ネットワークエラーなどが起きやすくなるでしょう。
地震や噴火も太陽風の刺激で発生率が上がると予想されるため、地殻変動にも注意が必要です。
NASA太陽フレア進路予測
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
2024/ 5/ 1 11:57 更新
M9.5の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場が南向きに強まりました。担当 篠原
太陽で、西の端(右端)に近付いた3654黒点群の活動が続いています。
今日未明、1日0時(世界時4月30日15時)にM1.2、
1日1時(世界時4月30日16時)にM1.3と中規模フレアを起こし、
今朝、1日8時半(世界時4月30日23時半)には、
M9.5とXクラス寸前のフレアを起こしています。SDO衛星AIA131による、
これらの中規模フレアの動画を掲載します。太陽の他の領域では、
北東(左上)の3961群で小さいCクラスのフレアが発生しています。
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