厚生労働省が5月9日に発表した3月の毎月勤労統計調査(5人以上の事業所)で、1人あたりの賃金が前年同月比で2.5%の減少となったことが分かりました。
実質賃金の減少は24ヶ月連続で過去最長となり、物価上昇に給与総額が全く追い付いていない現状が浮き彫りとなっています。
これまでの過去最長は2008年のリーマンショックで、今回の減少期間は比較可能な1991年以降の記録で最も長くなりました。
2月のマイナス1.8%から3月はマイナス2.5%に拡大し、実質賃金は改善するどころか悪化しています。
岸田首相は演説にて「景気回復の兆しが見えてきた」などと豪語していましたが、景気悪化の気配が強まってきたのが実情で、貧富の格差や止まらない物価上昇によって国民生活は大きな影響を受けているところです。
実質賃金3月2.5%減 24カ月連続マイナス、過去最長
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA08BLH0Y4A500C2000000/
厚生労働省が9日発表した3月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、1人当たりの賃金は物価変動を考慮した実質で前年同月比2.5%減だった。減少は24カ月連続で過去最長だった。給与総額は伸びているものの、物価高に追いつかない状態が続いている。
厚労省 毎月勤労統計
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r06/2403p/2403p.html
【厚労省発表】3月の実質賃金、24カ月連続で減少 物価高の影響続くhttps://t.co/CCxff1BxYW
3月に労働者が受け取った「現金給与総額」は2023年の同じ時期と比べて0.6%増えたものの、物価の変動を差し引いた「実質賃金」は2.5%減少。実質賃金の減少は24カ月連続だという。 pic.twitter.com/R8TGvmd1oa
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 9, 2024
*日本実質賃金、24ヶ月連続減ーマイナス期間はリーマンショック超え過去最長に
*JAPAN’S REAL WAGES DROP FOR RECORD 24TH STRAIGHT MONTH
— Yuto Haga ⚽️ (@Yuto_Headline) May 8, 2024
80年代より前「日本人は働き者だから豊かで当然」
→他の国々も日本人を見習って真面目に働きだす
→「もっと労働強度を上げないと豊かになれないぞ頑張れ」
→労働強化=実質賃金の切り下げ
→「どうしていくら働いても豊かになれないんだ」
— ジャッパの星 (@loira294) May 9, 2024
実質賃金が24ヶ月連続で「マイナス」に陥り「過去最長」を記録。岸田首相は先日「30年振りに経済の明るい兆しが出てきました」などと妄言を口にしていたが、このように市民生活は困窮を極めている。現実を無視して偽りの「成果」を喧伝するような政権に存在価値は無い。https://t.co/i94UjSKJvT
— 異邦人 (@Narodovlastiye) May 9, 2024
>実質賃金のマイナスはリーマン・ショック前後の23カ月を超え、比較可能な1991年以降で過去最長
「トヨタの営業利益5兆円超え!」ニュースの翌日に
「実質賃金マイナスが過去最長を更新!」ニュースが流れてくるの、マジ容赦ねえな…確実にウチらの心を折りにきてるだろ。円安に殺される https://t.co/TGSRJUAiBG— nichinichi🏳️⚧️🏳️🌈 (@nichinichibijou) May 9, 2024
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