マイナ保険証(マイナンバーカード健康保険証)に対応していないクリニックが保険診療から除外されるとして、厚生労働省や政府の対応方針に批判の声が殺到しています。
問題となっているのは今年12月2日に予定されている健康保険証の廃止で、政府はこれに合わせてマイナ保険証の利用者を増やした病院には最大20万円、クリニックや薬局には最大10万円を支給する「マイナ保険証利用促進集中取組月間」を開始すると発表。
このマイナ保険証利用促進集中取組月間の一環で政府がクリニックを保険診療の優遇から外すことを検討しているようで、マイナンバーカードの読み取り機を設置していないクリニックからは自由診療に切り替えるとの声が出ています。
ネット上で話題となっているのもそのようなクリニックの声明文で、マイナ保険証に対応していないクリニックは優遇措置だけではなく、普通の保険診療でも除外されてしまうことからかなり厳しい状態になっているとのことです。
医療機関や医療関係者からも反発の声が高まっているマイナ保険証ですが、政府は現時点で見直す考えはないとして、このまま今年中の健康保険証廃止を目指して実施するとしています。
マイナ保険証に対応しないクリニックは保険診療から外すと言う厚労省の暴挙!
近所のクリニックはこんな選択をしたそうです😭 pic.twitter.com/1atJK1605X
— 森田洋之@コミュニティードクター/医療経済ジャーナリスト/「医療」から暮らしを守る医師/音楽家 (@MNHR_Labo) June 7, 2024
他人事じゃありませんよ。健康保険証は2024年12月2日で新しく作れなくなり、1年で使えなくなります。これからはマイナバーカードが健康保険証に。なんかニュースでみたことあるなぐらいだと思いますが、ちゃんと登録しないと病院で保険がつかえなくなるのでマジで注意して。マイナ保険証を登録するには… pic.twitter.com/xUErfRKQRt
— よし (@yoshi0320) June 8, 2024
【利用率6%…#マイナ保険証”優遇”で“不公平”の声】
国が医療機関に支援金を出して推し進めている
「マイナ保険証」の普及策
利用者を増やした病院には最大20万円、クリニックや薬局には最大10万円が支給されます▼「受付できない」薬局で“強引な対応”も?
従来の保険証で処方を断られた男性… pic.twitter.com/uIvAO2v5nq— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) June 6, 2024
5〜7月の3カ月間、マイナ保険証の利用者を増やした病院には最大20万円、クリニックや薬局には最大10万円を支給する『マイナ保険証利用促進集中取組月間』がスタート。このキャンペーンにより、強制ではないにも関わらず、マイナ保険証を『優遇する』病院や薬局が出現中。 pic.twitter.com/TEYG4ssWF7
— あいひん (@BABYLONBU5TER) June 6, 2024
岸田首相
「現行の健康保険証を予定通り今年秋に廃止する」いま病院ではマイナ保険証がないと薬が貰えなかったり、受診の優先順位を下げられたり、窓口でマイナ保険証登録を強要されるらしい。おいおいマイナ保険証は任意で強制ではないだろ💢#岸田やめろ←財界の言いなりpic.twitter.com/ghDfU0loGT https://t.co/3IhQjPlGk3
— Micro (@RobbyNaish77) June 7, 2024
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https://johosokuhou.com/2024/06/07/74706/
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