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メッカ巡礼者の死者1300人超に拡大!気温50℃の場所で冷暖房や防熱設備少なく エジプトから怒りの声も


*BBC
中東のサウジアラビアで聖地メッカの巡礼者が多数倒れた問題で、サウジアラビア当局は少なくとも熱中症などにより1300人以上が死亡したと発表しました。

NHKやBBCの記事によると、今月に行われた聖地メッカを一斉に訪れる大巡礼の「ハッジ」の最中に気温50℃を超える猛暑となり、これまでに確認された死者数は1300人だとサウジアラビアの保健相が発表。
サウジアラビア西部のメッカに向けて180万人を超える人が巡礼を行い、中でもエジプト人が倒れた人数が多かったと報告されています。

死者の国籍は20カ国以上で、安値の巡礼旅行ブローカーの存在が被害を拡大させた可能性があり、エジプト国内や政府レベルからも批判の声が噴出していました。

サウジアラビアのジャラジェル保健相は亡くなった人の8割以上が大巡礼に必要なビザを取得しておらず、猛暑のなか宿泊施設や移動手段などを適切に利用しなかったとして、再発防止策を検討するとしています。

 

サウジアラビア メッカ巡礼者1300人超死亡 気温50度超える猛暑
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240624/k10014490171000.html

中東のサウジアラビアでイスラム教徒が聖地メッカを一斉に訪れる大巡礼の「ハッジ」が、気温が50度を超える猛暑のなか行われ、サウジアラビアの保健相は、熱中症などにより1300人以上が死亡したと発表しました。
「ハッジ」は、世界中のイスラム教徒がサウジアラビア西部のメッカにある聖地を訪れる、年に1度の大巡礼で、巡礼者たちは昼夜を問わず数日かけてメッカとその周辺を歩きます。
ことしは今月14日から19日まで、メッカの気温が50度を超える猛暑の中で行われ、世界各地から集まった180万人が参加していました。

 

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