*気象庁
8月8日に宮崎県の日向灘でマグニチュード7.1の強い地震を観測したことを受けて、気象庁が「南海トラフ地震臨時情報」(巨大地震注意)を発表し、茨城県から沖縄県の広い範囲を対象にして巨大地震への備えを呼び掛けています。
南海トラフ地震臨時情報の対象地域となっているのは本州の太平洋側に位置する29都府県で、西日本から関東地方の広範囲で注意情報が発表されました。
この注意報をキッカケにして各地で防災用品や保存食などの買い占めがあり、今日の朝にはトイレットペーパーやミネラルウォーターが完売したとの報告が続出。
ネット上にも多くの住民から困惑の声が相次ぎ、気象庁や政府関係者からも「特定の期間中に必ず発生することを伝えるものではない。政府や自治体からの呼びかけに応じた防災対応をとってほしい」というような注意喚起が出ています。
南海トラフ巨大地震注意は調査の基準となる地震の規模がマグニチュードは6.8以上で、震源の場所から南海トラフとの連動が疑われる地震が対象です。
今回の日向灘で発生した地震はその対象であり、過去にもマグニチュード7クラスが発生した後に誘発地震が別で発生した大地震は多数あります。
有名な地震だと熊本地震がその典型例だと言え、数日程度は連動性のある強い地震に注意が必要です。
ただ、連動しないこともあるため、現時点で絶対とは言えるものでなく、日常の防災対策の一環として南海トラフ地震への備えを強化するくらいの認識で良いと思われます。
気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/press/2408/08e/NT_202408081945sv.pdf
【詳細】南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」対象地域は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542271000.html
国は南海トラフ巨大地震で、震度6弱以上の激しい揺れや高さ3メートル以上の津波のおそれなどがある茨城県から沖縄県にかけて、内陸の地域を含む29の都府県、707市町村を防災対策の推進地域に指定しています。
今回の地震を受けて気象庁はこれらの地域では地震への備えを改めて確認してほしいと呼びかけています。
“家具固定など日頃からの備えを改めて確認を”
過去の世界の大規模地震の統計データでは、マグニチュード7.0以上の地震が起きたあと隣接した領域で1週間以内にマグニチュード8クラス以上の地震が発生する頻度は数百回に1回程度あるということです。
南海トラフ地震臨時情報 スーパーで品薄も「安心して」
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240809/3030024882.html
気象庁が「南海トラフ地震臨時情報」を発表したあと、静岡県内のスーパーでは水やパックごはんが品薄になっているところが出ています。
店側は在庫は十分にあるとして、冷静な対応を呼びかけています。このうち、静岡市駿河区のスーパーでは、8日午後5時に「南海トラフ地震臨時情報」の発表が伝えられたあと、水や食料を買い求める多くの人が訪れたということです。
店では店頭の水が品切れになったほか、カップめんや電子レンジで温めて食べるパックごはんが品薄になったということです。
「巨大地震注意」政府 発生に備え態勢構築に万全期す
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240809/k10014543101000.html
宮崎県で震度6弱の揺れを観測した地震を受け、政府は、復旧などに全力を挙げる方針です。
また、気象庁が、次の巨大地震に注意を呼びかける「臨時情報」を発表したことから発生した場合、被害が想定される地域の人たちに備えを働きかけるとともに、行政側の態勢構築などにも万全を期す考えです。
気象庁が南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。
政府としては、災害対策会議を開催して警戒態勢を構築しました。
国民の皆様は、日頃からの地震への備えの再確認と、地震が発生したらすぐに避難できる準備をお願いします。
また、偽情報の拡散は絶対に行わないようにしてください。 https://t.co/Ddu7sCj89H— 岸田文雄 (@kishida230) August 8, 2024
南海トラフ地震みたいな災害情報が出るとどうしてもスーパーなどに買い占めに行きたくなる心情が出てきますが、水に関しては家にある空きペットボトルに水道水を詰め込んで冷蔵庫に入れれば10日間は飲用に使えます
不安な人は買い占めにいく前にまずこれをやってみると良いと思います pic.twitter.com/3sbAvQaTMN— 異常者 (@onigari_ijousya) August 8, 2024
南海トラフ地震の想定図ガチでえぐい
対策にしすぎは無いので早めの対策を pic.twitter.com/gw59GTxN5t— まっさ (@XP_Masa) August 8, 2024
南海トラフ大規模地震に備えたい人、災害の「備え」チェックリスト見ましょう(出典:首相官邸HP)。防災リュック内の防災グッズに不足がないか要確認。食料や飲料水の買い占めに振り回されないよう。下記に加えてモバイルバッテリーとうちわがあると安心。緊急地震速報のスマホ設定も今のうちに。 pic.twitter.com/iSmIsC1GeG
— トライデント🔱図解かんたん解説 (@trident_room) August 8, 2024
水の買い占めヤバい。みんな落ち着こう。水道水を今のうちに貯めとけばいいだけ。日頃から備えとこうよ。#水売り切れ #南海トラフ pic.twitter.com/NwQGJ7uvcH
— きなこ (@mokosan8777) August 8, 2024
緊急地震速報で震度5強、震度6弱が1週間以内にまた起きるかもしれない巨大地震注意
パニックにならないよう避難準備しようと思う。
モバイルバッテリーやガソリン満タンにし、万が一の時は気象庁発表に従うことにする。南海地震の被害調べてみると地獄のやばさだった。
兎に角買い占め等は控えよ pic.twitter.com/BY04pCW0UA— 井戸端ステーション (@idobata_station) August 8, 2024
【南海トラフ地震臨時情報の発表後にとるべき行動】
南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁から発表される情報です。
政府や自治体からの呼びかけの内容に応じた防災対応をとってください。https://t.co/wLu4xFsxkL pic.twitter.com/dtj3js9Vfs— Yahoo!天気・災害(ヤフー天気)🌤 (@Yahoo_weather) August 8, 2024
何故東京でも買い占めはじまっとるんや pic.twitter.com/fj6T7ylGzD
— えつこってぃ@ゲーム垢 (@etctty) August 8, 2024
急に南海トラフ巨大地震注意の話が出て来て、ホームセンターで防災グッズの買い占めが起きたりしていますが…
鳥の防災の本「鳥と一緒に生き残る防災BOOK」とかもありますし、慌てないで済むように、常日頃から備えましょうね
我が家では、水、家具の転倒防止、ガラスの飛散防止など対策しています pic.twitter.com/QeoXh7I6MS
— いいちこインコの飼い主@花沢りん吉 (@iichiko_hana) August 8, 2024
「パニックを起こさない程度に注意を促しつつ備えをしてもらう」という難題。防災グッズや防災リュックの確認をしてもらいたかったんだろうけど、実際に起きたのはペットボトルやトイレットペーパーの買い占め。おそらく店頭から消えた後はメルカリでの高値転売がはじまる。コロナの時と一緒。 pic.twitter.com/9F5CzGnSMS
— お侍さん (@ZanEngineer) August 8, 2024
「日頃の備えって何?」と聞かれたので触れておくと、「来年、再来年にも続けられそうな対策を、今から始めておく」のが大事です。たぶん何もできてない人の方が多いのでは。
来週までに地震が来る!みたいな感じで、期間限定の特別な行動(避難や買い占め)をする必要はありません。 pic.twitter.com/cGhHzX7MhH
— にゃんこそば🌤データ可視化 (@ShinagawaJP) August 8, 2024
さっきウエルシアにトイレットペーパー買いに行ったんだけど買い占めで水全て完売してた pic.twitter.com/NJQTltMBNB
— オレオ_アラフィフが楽しむカジュアルファッション (@Z5Fashionista) August 8, 2024
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