今月8日と9日に発生した日向灘のM7.1地震と神奈川県のM5.3地震ですが、この二つの地震には大きな共通点があります。
それは同じフィリピン海プレートに面している場所にあり、どっちもフィリピン海プレートの影響を受けているという点です。
地図で見ると分かりますが、フィリピン海プレートは日本の太平洋側と接ししている場所で、日向灘も神奈川県も太平洋側はフィリピン海プレートの範囲となっています。
地中の奥深くまでフィリピン海プレートが入り込んでいることから、フィリピン海プレートは一部で陸地の方にも影響を及ぼしているほどで、いずれの地震もフィリピン海プレートが大きく動き出していることを示していると言えるでしょう。
日向灘地震の前兆を示す現象はハッキリと分かりやすい形で観測されており、当サイトでも8月5日に「フィリピンでM7地震、日本近海にも一時津波予報!能登半島地震の1ヶ月前にも同じ場所で地震 来月の大地震予想も」というような記事を取り上げましたが、まさにフィリピンの法則が綺麗に発動した形です。
フィリピンでマグニチュード7クラスの地震が発生すると日本も近い時期に同じ程度の地震が発生するという法則で、一連の地震からもフィリピン海プレートが大きく全体で動いていることが分かるかと思います。
そして、最後のトリガーとなったのは太陽フレアであり、8月6日に投稿した記事「【注意】大規模X級太陽フレアが2連続発生!5月以来の太陽活動活発化、極大期に本格突入の可能性も!世界中で磁気嵐の乱れ観測」にて記述したように、太陽活動の頻度が先月末から非常に強まっていました。
このように一連の地震を引き起こす自然現象やトリガーは数日ほど前から観測され、当サイトにおいても事前に警告を出していたのです。
問題はこの後の動きで、フィリピン海プレートの南方と北部で大きな地震が発生したということは、その東や西側でも大きな地震が近い内に発生する恐れがあり、場所的に台湾や小笠原諸島でまた規模の大きな地震があるかもしれません。
フィリピン海プレートが本格的に動き出すと南海トラフ巨大地震が発生する可能性も否定できず、引き続きフィリピン海プレートの動向に注意が必要です。
フィリピン海プレート
https://ja.wikipedia.org/wiki/%
気象庁 地震分布
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#4/24.709/152.332/&elem=hypo&contents=earthquake_map
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