*BBC
ウクライナ戦争で大きく戦況が動いています。
ウクライナ軍は今月初めにロシア西部クルスク州への奇襲侵攻を行い、約400平方キロメートルを占領することに成功。
ロシアの原子力発電所まで残り60キロ程度の距離まで迫り、8月11日時点も現地で激しい戦闘が継続しています。
アメリカのメディアForbesの記事によると、今回の作戦ではウクライナ軍の5個旅団が参加し、総兵力は最大で人員1万人、装甲車両600両にのぼる可能性があるとのことです。
他にも軍事侵攻を支援するための砲兵部隊や防空部隊、ドローン部隊、偵察部隊などがあり、相当な規模でウクライナ軍が初めてのロシア逆侵攻を行っているとしていました。
当初は一時的な奇襲攻撃だと見られていましたが、ウクライナ軍は多数の戦車や装甲車なども動員していることから、いわゆる広範囲の占領も視野に入れたロシア侵攻作戦であると思われます。
ロシア側も周辺地域から続々と増援部隊を派遣し、侵入してきたウクライナ軍の撃退を急いでいますが、まだウクライナ軍の進軍は止まっていません。
ウクライナ東部においてロシア軍が攻勢を強めていたこともあり、ロシアとしては不意打ちのような逆侵攻になったと考えられ、ウクライナとしてはトランプ政権が誕生する前に、ロシアとの停戦交渉を有利に進めるための材料を確保しておく狙いがありそうです。
ウクライナがロシア西部クルスク州に奇襲侵攻してから4日目、侵攻地域やその周辺で確認されたウクライナ軍旅団の数は少なくとも5個に増えている。陸軍の4個機械化旅団と空中強襲軍(空挺軍)の1個空中強襲旅団だ。
総兵力は最大で人員1万人、装甲車両600両にのぼる可能性がある。このほかに砲兵部隊や防空部隊、ドローン(無人機)部隊、偵察部隊が侵攻部隊の支援できわめて重要な役割を果たしている。
ロシア領内に「戦線押し込む」 越境攻撃でゼレンスキー氏
https://nordot.app/1195114298120798316
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は10日の声明で、同国軍のロシア西部クルスク州への越境攻撃を念頭に置き「戦線を侵略者の領内に押し込んでいる」と強調した。「ウクライナが侵略者に圧力をかけられることを証明している」とも述べた。
クルスクは予断を許さない状況で、ウクライナNATO軍の侵攻が続いています。明日スジャを明け渡すかどうかの瀬戸際らしい。つい先ほど立て続けに爆発が起き、防空システムに弾かれたミサイルが民間のアパートに落下しました。米国製ATACMS戦術弾道ミサイルとも言われていますが、詳細は不明です。 pic.twitter.com/7g7UiEJvp4
— ロシア在住です (@jupiter_russia) August 10, 2024
ロシア軍のドローンを襲うウクライナ軍のFPVドローン
結構な頻度でドローン空中戦は起きてるようだね🤔 pic.twitter.com/KlEHfoLtBV
— かみぱっぱ (@kamipapa2) August 9, 2024
ウクライナ軍進軍、モスクワまであと500km強
えっ?? pic.twitter.com/Q5oLqKtKjt
— たくぼーん (@yunibatomedaka) August 9, 2024
クルスク方面のウクライナ軍、ロシア軍が2年半の戦争で150億ルーブルを費やして築き上げてきた2本の要塞線を突破することに成功、進撃しつつ大量の捕虜を確保している。 pic.twitter.com/AN2kDsNHO6
— かみぱっぱ (@kamipapa2) August 8, 2024
クルスク方面スジャの状況 pic.twitter.com/LJ3OUkWjTF
— 航空万能論GF (@grandfleet_info) August 10, 2024
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