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日向灘地震、津波タワーの鍵が開かず混乱していた!津波発表で渋滞も多数 南海トラフ地震臨時情報で見直しも


*津波タワー
九州地方の日向灘で観測した震度6弱の地震から1ヶ月となりますが、その時の津波対応時に相当な混乱が起きていたことが分かりました。

東京新聞の記事によると、地震発生直後に発表された津波警報に従って住民らが一斉に津波タワーへの避難を開始するも、津波タワーの鍵が開かないトラブルが宮崎県延岡市長浜町区長から報告されていたとのことです。

この男性の話では、地震の数分後に近所の高齢者を伴って自宅そばの津波避難タワーに到着。
しかしながら、震度5弱以上の揺れを感知すると開く「解錠ボックス」が震度4だった影響で開かず、最終的には扉を蹴破って入ることに成功したと報じられています。
他にも想定を超えるような大渋滞が発生した地区もあり、事前に予定していた津波避難がスムーズに出来なかった自治体が多かったと報告されていました。

東日本大震災だと震源から数百キロ離れた場所で、震度が小さい地域でも数メートルクラスの大きな津波が観測されています。
震度5弱以上が津波タワー解錠の条件となっている点も疑問があると言え、日向灘の地震や南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)をキッカケにして、このような点も見直す必要性がありそうです。

 

津波避難タワーの鍵開かず、高台に急ぐ車も渋滞…日向灘地震で初動の課題浮き彫り
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240907-OYT1T50205/

 宮崎県で最大震度6弱を観測した日向灘を震源とする地震から、8日で1か月。津波注意報が発表された九州の沿岸部は、南海トラフ地震でも津波の到達が見込まれ、自治体や関係機関は初動対応などの見直しを始めている。住民の避難が一部で滞るなど新たな課題も浮き彫りとなり、識者は、今回の経験を津波防災の教訓とするべきだと指摘する。

南海トラフ地震臨時情報で66%「防災意識高まった」 49%が行動慎重に 共同世論調査
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240907-OYT1T50205/

共同通信社は7~9日、南海トラフ地震臨時情報が8月に初めて発表されたことを受け、同地震の防災対策推進地域に指定されている29都府県707市町村を対象に電話世論調査を実施した。発表で、地震に対する防災意識が「高まった」との回答は66・2%で、「高まらなかった」の33・5%を大きく上回った。

 

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