＊SOHO
太陽にてXクラスの大規模な太陽フレアの発生を観測しました。
NASA（アメリカ航空宇宙局）や宇宙天気ニュースの報告によると、先日から複数のMクラス太陽フレアが発生しており、9月12日18時ごろには最大級のX1.2クラスが発生。
太陽フレアはXやM、Cなどの階級別で規模が評価されていますが、Xクラスはその中でも最も規模が強いものとなっています。
他にもM5.0やM2.7などのMクラス太陽フレアが9連続で観測されており、この24時間で太陽活動が非常に活発化していました。
NASAの太陽フレア進路予測だと、この太陽フレアの第一波は13日13時(世界時13日4時)頃に到来する可能性が高く、日本も大きな影響を受けることになりそうです。
太陽活動は2024年後半から2025年後半まで一番強まる極大期に突入すると予想され、今年5月に世界各地でオーロラが観測された大型太陽フレアも極大期の前哨戦だと見られています。
これからいよいよ太陽活動の最大時期に突入すると言え、太陽フレアによる通信障害や電子機器の故障、天変地異、災害、体調不良、生物の異常行動に注意が必要です。
NASA太陽フレア進路予測
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
2024/ 9/12 12:11 更新
太陽風の弱い乱れが到来しました。明日、CMEによる乱れが到来しそうです。担当 篠原
昨夜遅く、11日23時半(世界時11日14時半)頃に
太陽風の弱い急な変化がやって来て、
速度は、360km/秒から380km/秒へ、
磁場強度は、3nTから10nTへ、それぞれ上昇しています。速度は低速のままで、
磁場は強まりましたが、南北成分は一時的に南を向いた程度で、
磁気圏への影響は小さく、
AE指数は200〜300nTの小規模の変化が続くくらいです。
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
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