先日に発生した今年最大のX9.0太陽フレアの乱れが地球に到達しました。
太陽フレアの乱れは10月6日夜から世界各地で観測され、日本やアメリカなど世界中で大きな変動が報告されています。
ただ、今年5月にオーロラを引き起こした太陽フレアと比べて、地球で観測された磁気嵐や乱れは小さく、現時点で大きな影響は出ていません。
これからX9.0フレアの影響がしばらく続くと予想されており、数日程度は引き続き太陽フレアの影響に注意してください。
極めて大きな巨大黒点も発生していることから、「極大期」と呼ばれている太陽活動が非常に強い時期に突入した可能性が高く、半年程度は太陽フレアの発生頻度が高止まり状態になりそうです。
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
NASA太陽フレア予想
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
2024/10/ 6 08:43 更新
太陽風は平均的な状態が続いています。CMEによる乱れはまだ到来していません。担当 篠原
太陽風は穏やかな状態が続いています。
速度は、370〜400km/秒と平均的かやや低速で推移し、
磁場強度は、7nT前後の状態です。今日未明くらいにX9.0フレアのCME(コロナ質量放出)による
太陽風の乱れが到来すると予報されていましたが、
今のところ、目立った変化は発生していません。
フレアの発生から2日半が過ぎました。
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