*石川県
今回の衆議院選挙で被災地の投票率が低下していることが分かりました。
TBSの記事によると、豪雨や大地震の被害を受けた石川県輪島市の投票率は前回の70.87%から大幅に低下し、今回の衆議院選挙では58.92%と11.95ポイント以上も減少したとのことです。
今も被災地のインフラや設備復旧が終わっておらず、衆議院選挙においてもポスター設置や投票所の開設が間に合わなかったことで縮小。
このような背景もあって、被災地の投票率は前回と比べて低下している傾向が強まっていました。
また、能登半島を選挙区とする石川3区は立憲民主党前職の近藤和也氏(50)が自民党前職の西田昭二氏(55)を破り、15年ぶりに非自民が小選挙区で勝利しています。
低い投票率でも自民党系の候補者落選が目立ち、それだけ被災地は自民党に対して強い不信感を抱いていることを示したと言えるでしょう。
今回被災した地域では投票所が減ったり、投票時間も短縮したりして行われた選挙でした。
前回・2021年の衆議院選挙の投票率は、全国平均が約55%と言われる中で輪島市の投票率は70.87%と非常に高かった。しかし、今回の衆議院選挙では58.92%と11.95ポイント以上も減りました。
小川彩佳キャスター:
今政局に突入していますけれども、今待ったなしで支えが必要という方がいらっしゃるわけですよね。
被災地能登で立憲・近藤氏が勝利「切ない苦しい思いが私に託された」
https://www.asahi.com/articles/ASSBW2SQQSBWPGJB008M.html
元日の地震と9月の豪雨の「二重被災」に苦しむ能登半島を選挙区とする石川3区は、立憲民主党前職の近藤和也氏(50)が自民党前職の西田昭二氏(55)を破り、2009年の政権交代選挙以来、15年ぶりに非自民が小選挙区で勝利した。
「(元日の地震以降)能登を捨てないで、忘れないでと言われてきた10カ月。(被災者の)切ない苦しい思いが私に託された。私自身が能登の希望になるという思いで歩んでまいりたい」
この一週間で沢山の奥能登の人に会い、活動した。「なんで水害から一ヶ月で選挙なの?」と文句すら、一回も聞かない。それくらい被災地は大変。多分だけど投票所作るの、役所の皆さん大変だったはず。投票数減少はしょうがないです。全て2日以内撮った奥能登の写真 https://t.co/alUDs3hJGj pic.twitter.com/cBQEu3Lv7I
— ちょんまげ隊長ツンさん (@tsunsan) October 27, 2024
石川県に来ているのだが、注目されたのはやはり能登の3区。被災者に寄り添った近藤和也が、地元紙北國新聞でも大きく取り上げられた。
一方、全県の投票率は戦後2番目の低さ。「維持管理コストを念頭に置く復興」と言う国は、事実上の能登切り捨てを宣言したのだが、県民には他人事なのだろうか。 pic.twitter.com/9y52Wv1CMS— 小根 盛古 (@One_Morrico) October 28, 2024
気になったので能登町と珠洲市のれいわへの比例投票数を調べてみた
れいわ、石川県では民民維新より得票が少ないが、能登町・珠洲市では民民維新を超えている
れいわが被災者救済ファーストという政党なことは被災者の方々にも伝わっているみたいだ
能登半島の復興、政府は本気出してくれ pic.twitter.com/LWsnahjcAy— ケンモ (@kenmouraido) October 28, 2024
<速報>
能登は自民にNoを突きつけました👏#選挙速報 pic.twitter.com/qWNAZ9DBqL— 佐野みかげ (@mikagehime) October 27, 2024
衆院選投票率、輪島市で過去最低。前回3年前の70.9%から58.95%に。
「地震と豪雨の影響が大きく、投票率が下がったと受け止めている」って当たり前かと。
輪島市はポスター掲示板すら4割未満でしたか。歩いていても、能登町や珠洲市中心部と比べて本当に少なく感じました。 https://t.co/eJAuNklRBX pic.twitter.com/XYwwK3WniB— 地盤災害ドクター横山芳春@住宅の災害リスクの専門家 (@jibansaigai) October 29, 2024
9/23(月)にドローンで撮影した、輪島市・珠洲市・能登町の状況です。
元日の #能登半島 の地震から復旧・復興にむけ進んでいたところに、今回の #豪雨 によって甚大な被害が発生しました。人命救助を最優先に、インフラの確保、孤立地域や避難所への物資支援などの生活支援に全力で取り組みます。… pic.twitter.com/cX8cBAr3AH
— 石川県「もっといしかわ」 (@motto_ishikawa) September 24, 2024
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