*GOES衛星
1月4日にXクラスの最大級太陽フレアが2回連続で発生し、その一部が地球と接触しました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)や宇宙天気ニュースの報告によると、1月4日は太陽フレアの中でも最も強いXクラスの太陽フレアが2回も発生し、その内の一つはX1.8とかなり強い規模だったとのことです。
この太陽フレアによって発生した太陽風の乱れが本日から地球の各地で観測され、アメリカやヨーロッパなど世界各地の地磁気観測所で大気圏の強い乱れを観測しています。
Xクラスの太陽フレアが発生した後も多数のMクラス太陽フレアが連続発生していることから、この太陽風の乱れはしばらく継続する可能性が高いです。
場所によってはオーロラが発生することも考えられ、極大期に突入した太陽の活動が今年は非常に強まることになると予想されていることから、引き続き太陽活動には注意してください。
2025/ 1/ 5 12:51 更新
高速太陽風が到来し、太陽風の速度は660km/秒に高まっています。X1.8の大規模フレアが発生しました。担当 篠原
昨日のニュースの直後から太陽風の速度が500km/秒を超え、
高速風が始まりました。
夜になるともう一段速度が高まって600km/秒台に達し、
今朝早くからは660km/秒で推移しています。GOES衛星SUVI 195で西側(右側)に見えている
コロナホールの影響がやって来た様です。
NASA太陽フレア進路予測
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
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