*BBC
アメリカのロサンゼルス近郊で発生した山火事による被害が拡大しています。
1月11日までに報告された建物被害だけで1万棟を超えており、被害総額は推定で20兆円とも報じられているほどです。
セレブも多く住む高級住宅街パシフィック・パリセーズも消し炭状態で、依然としてロサンゼルスの5ヶ所で火災が継続しています。
焼失面積はすでに約4300ヘクタールに達し、ロサンゼルス全体で約18万人に避難命令、約20万人に避難勧告が発令中です。
保険対象の損失総額は200億ドルを超える可能性があるほどで、アメリカの歴史上最悪の山火事被害となっています。
元々ロサンゼルスではこの2ヶ月ほど雨量が極端に少なく、非常に乾燥した状態が何週間も続いていました。
そこに強い風と小規模な火災が合わさったことで一気に燃え広がったと見られ、最悪の条件が複数重なったことが要因だと言われています。
米ロス山火事の被害拡大、18万人に避難命令 「爆弾投下のような惨状」
https://www.cnn.co.jp/usa/35228124.html
(CNN) 山火事が延焼している米カリフォルニア州ロサンゼルスでは9日も消火活動が続けられた。被害は拡大しており、依然として18万人近くに避難命令が出ている。
火事が一気に広がることになった猛烈な風は前日よりやや弱まったものの、10日には再び強まる恐れがあるという。
5人の死亡が確認されているイートン地区の火災の延焼はおおよそ食い止められているものの、全く鎮火できていない。焼失面積はすでに約4300ヘクタールに達し、1000棟以上の建物が焼失した。
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