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政府の備蓄米放出でも米価格変わらず 備蓄米は市中価格の4%高に!5キロ=4000円以上 高止まりが長期化する恐れも


先月に政府が備蓄米の放出を正式決定しましたが、それから2週間ほどが経過しても米の市場価格は大きく変化していません。

日本経済新聞社によると、農林水産省は3月14日に備蓄米の初回分の入札結果を発表し、税抜きの平均落札価格は60キログラムあたり2万1217円となり、市場価格と比べて4%ほど高い水準になったとのことです。
当初は市場価格よりも安値で取引されることが期待されていましたが、平均価格よりも高値で取引されたことで、政府の備蓄米放出でも市場価格に大きな影響は出ない可能性が高いと見られています。

落札された政府の備蓄米は約14万1800トンで、農林水産省は月内にも2回目の入札を実施するとしていました。
SNSで実際の米価格を調べてみると、スーパーでの市場価格は5キロで4000円を超えている場所が多く、今年に入ってからの米価格に大きな影響は出ていないのが実情です。

このままだと今年夏にも米不足になると言われており、そもそも論として日本の米生産量が少ないのではないかと疑問を投げかける声が噴出しています。

 

コメ高騰、備蓄米放出は「不足分補うだけで値下がり期待できず」…生産量不足の見方も
https://news.yahoo.co.jp/articles/1616aca92e439d74979b49c4867f7089b10b6ee7

 コメの価格高騰が山形県内でも続いている。業者間取引価格の上昇で、スーパーの販売価格が1年前より8割値上がりした銘柄もある。放出が決まった政府備蓄米は今月下旬にも店頭に並ぶとみられるが、価格抑制の効果は一時的との見方もあり、先行きは不透明だ。(須永光)

備蓄米落札、市中価格の4%高 月内に追加入札へ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA143OD0U5A310C2000000/

農林水産省は14日、政府の備蓄米放出を巡り、初回分の入札結果を発表した。税抜きの平均落札価格は60キログラムあたり2万1217円。税込み価格を民間取引価格と単純比較すると4%高い水準になる。農水省は2回目の入札も月内に実施する予定だ

 

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