*BBC
アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領が行っていた電話会談で、ロシア側がアメリカの停戦案を拒否したことが分かりました。
NHKやBBCの記事によると、プーチン大統領はエネルギー施設やインフラへの一時的な攻撃停止には合意したとするも、戦争の停戦案には難色を示し、現時点での合意は困難だと回答。
アメリカとロシアの間にかなりの温度差があったと報道されているほどで、プーチン大統領が完全な停戦に相当な条件を示したと見られています。
トランプ大統領はSNSで「非常に有意義な会談だった」と発言するも、アメリカが求めていた30日間の完全な即時停戦は実現できず、ほぼ同時期にロシアがウクライナ各地で大規模な空爆を行ったことも物議を醸しているところです。
プーチン大統領が強く求めたのはウクライナへの外国からの軍事支援と機密情報の提供を完全停止することで、ウクライナの孤立無援化を要求していました。
実際にロシアが本心から和平や停戦を求めているかは疑問があると言え、あくまでもウクライナの完全占領や傀儡化を前提とした停戦案を考えている可能性が高そうです。
米ロ エネルギー施設の攻撃停止合意 ウクライナ“慎重に判断”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250319/k10014753961000.html
ウクライナ情勢をめぐるアメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領の電話会談で、ロシア大統領府は、プーチン大統領が30日間のエネルギー関連施設への攻撃停止で合意したと発表しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領はこの提案について「支持する」としながらも、アメリカからの詳細な情報を踏まえ、慎重に判断する考えを示しています。

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