【注意】大型太陽フレアX1.2が発生！M8.4やM6.3フレアなども多数観測！再び太陽活動が強まる！極大期

＊SOHO
6月18日にX1.2の非常に大きな太陽フレアの発生を観測しました。
先日にも複数のMクラス太陽フレアを観測しており、この数日間で太陽活動が急速に強まっています。

NASA（アメリカ航空宇宙局）の観測情報によると、6月18日6時43分頃に最大規模を示す「X」クラスの太陽フレア「X1.2」が発生し、それによって発生した太陽風が地球に接近する可能性が高いとのことです。
6月15日にもM8.4やM6.3など複数の強い太陽フレアを観測していることもあって、かなり規模の大きな太陽風が明日にも地球と接触することになるでしょう。

また、巨大な太陽黒点が地球の真正面と位置する場所に出現していることで、今後も太陽フレアの発生頻度が増えることになるかもしれません。
昨年から太陽活動は非常に活発な極大期に突入しているため、引き続き太陽の動きに注意が必要です。

アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers

宇宙天気ニュース
http://swnews.jp/

2025/ 6/17 12:38　更新
太陽風はやや高速になっています。M6.3の中規模フレアが発生しました。

担当　篠原

太陽風の速度は、450km/秒から470km/秒へ少し上がって、
やや高速になっています。
磁場強度は、9nTとやや強まった状態です。

磁場の南北成分は、
南寄りになったり北寄りになったり、ゆっくり変化しています。
南寄りの時に磁気圏の活動がやや強まって、
AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が発生しています。

NASA太陽フレア予測
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction