国会では茂木経済再生担当相が支部長を務める政党支部が地元の有権者に線香などを無償で配っていた問題が追及されていますが、同じく野党議員からも同じような問題が発覚しました。
報道記事によると、玉木雄一郎・希望の党代表は2010年から3年間にわたり政党支部から慶弔費を支出していたとのことです。
これは死去した支援者らの葬式に香典として秘書が持参したもので、玉木氏は「政党支部の活動としての支出で、公選法に基づいている」とコメント。
あくまでも葬式の際に持参した物だとして、「手帳や線香を配って回ることと葬式にその都度参列して香典を持参するのは別だ」などと反論しています。
ネット上ではこの報道を受けて、「ブーメラン」「どっちもどっち」などと野党議員を批判する意見が多く見られ、ちょっとした炎上状態に発展中です。
茂木経済再生相は国会で「個別の活動について私がその場に居合わせているわけではありませんので、その点はわかりません」と答弁しており、果たして何処までがセーフなのか賛否両論となっています。
希望・玉木氏、支部から慶弔費「公選法に基づいている」 3年間支出と発表 http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180202/soc1802020030-n1.html
玉木雄一郎・希望の党代表の事務所は2日、2010年から3年間にわたり政党支部から慶弔費を支出していたと発表した。死去した支援者らの葬式に香典として秘書が持参したもので「政党支部の活動としての支出で、公選法に基づいている」とのコメントを出した。
茂木大臣“線香配布” 何が問題? http://www.news24.jp/articles/2018/01/31/04384431.html
公職選挙法では有権者への寄付行為について候補者の名前が表示されていなかったとしても、候補者名を「類推」させる場合はこれを禁止している。民進党はこれに抵触するのではないかと追及した。
民進党・森本議員「茂木大臣の秘書が線香を配った際に、茂木事務所の誰々ですという挨拶は一切行っていないということでいいのか。一枚の名刺も持っていってないということでよろしいのか」
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