イスラエルのネタニヤフ首相がミュンヘン安全保障会議でイランへの敵対的な発言を繰り返して物議を醸しています。
2月18日に行なわれた会議でネタニヤフ首相は破壊したイランのドローン(無人機)の残骸を掲げながら、「これがわかるか。君のものだ」などと発言して挑発。
更にはイランの勢力拡大を「われわれの世界への最大の脅威」と指摘した上で、「イランの勢力拡張に立ち向かうべき時が来た」などと強い言葉でコメントしました。
これはイランの勢力がシリアにも入り込んでいる事を指している言葉だと見られ、先日にもイスラエルはシリア領内のイラン系武装勢力に空爆を実施しています。
イスラエルの首相が国際会議でイランを名指しで批判したことは世界中のメディアが報道しており、「中東戦争が秒読みに入った」などと取り上げている記事もありました。
イスラエルのネタニヤフ首相は18日、ミュンヘン安全保障会議での演説で「われわれはイスラエルを守るためなら躊躇なくイラン自体にも行動をとる。その決意を試すな」と述べ、シリアなどで影響力を高めるイランを強く牽制した。
↓実際の会議映像
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