*防衛省
自衛隊の南スーダンPKO(平和維持活動)について、またもや新たな非公開の日報が発見されました。発見された日報には、南スーダンでの活動記録が計1年以上も記載されていたと報じられています。
情報公開請求の対象となっていた期間の日報も残っており、いずれも情報本部の2つの部署の共有フォルダーに保管されていました。情報本部は去年に行われた日報調査の対象外で、今月7日に小野寺大臣が再調査を指示して発見された形です。
一方で、去年の日報調査が僅か3時間程度と非常にズサンだったことも判明。統合幕僚監部は昨年2月の調査で使った時間を「3時間程度」と発表し、この調査に基づき「(日報を)見つけられなかった」との国会答弁案を作成しています。
あまりにもズサンな調査状況から今後も未公開の日報が発見される可能性が高く、まだこの問題は長引くことになりそうです。
南スーダンPKO日報も見つかる、防衛省・情報本部内で
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3338126.html
日報探しは3時間 稲田氏「ない」答弁根拠に
https://mainichi.jp/articles/20180410/k00/00m/010/165000c
防衛省が国会で「不存在」と説明していた自衛隊イラク派遣時の日報が見つかった問題で、統合幕僚監部は昨年2月、部隊運用を担う部署での3時間程度の調査に基づき「(日報を)見つけられなかった」との国会答弁案を作成していた。衆院予算委員会で当時の稲田朋美防衛相は「残っていないことを確認した」とまで断言したが、不十分な調査に基づいて国会に対応したことが浮き彫りになった。
「恐らくまた出る」 南スーダン日報、止まらぬ「発見」
https://www.asahi.com/articles/ASL495KJQL49UTIL032.html?iref=comtop_8_02
探し尽くしたはずの文書が、この日も出てきた。自衛隊イラク派遣時の活動報告(日報)の問題を抱える防衛省は9日、今度は南スーダンPKO派遣時の日報が新たに見つかったと発表した。参院決算委では与野党問わず追及が続き、「恐らくまた出る」との声も出た。
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