希望の党と民進党が来月にも結成する予定の新党「国民民主党」ですが、民進党議員からは不参加表明が相次いでいます。
27日に民進党の岡田克也常任顧問は記者会見を開き、新党への不参加を表明しました。岡田氏は新党について「新党結党の結果、立憲民主党との距離がさらに遠くなると懸念している」と述べ、立憲民主党抜きの合流劇には反対するとコメント。
今後は民進党に離党届を提出し、無所属として活動する方針を示しました。
また、民進党の安住淳元財務相も会見を不参加を示しており、地方議員の不参加も非常に多いです。衆議院に関しては希望の党と民進党がほぼ全て合流する形になっても、立憲民主党を超えることはないと見られています。
希望の党の創設者である小池百合子都知事からも「それは元の鞘に収まるというのは多くの方は理解が難しいと思います。とても残念です、こんな形になるのは」というようなコメントが出ているほどで、新党の船出はかなり雲行きが怪しいところです。
新党「国民民主」への参加 民進地方議員5人前後か 党勢不透明迷う声も
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180429_11017.html
民進党と希望の党が合流し、5月7日に結成する新党「国民民主党」に参加する民進の宮城県内地方議員が現時点で、14人中5人前後にとどまる見通しであることが28日、分かった。参加を見送る議員の多くは離党し、無所属になる見込み。仙台市議選、県議選を来年に控え、立憲民主党への参加を模索する動きもあり、新党の党勢は不透明だ。
岡田氏が新党不参加=民進に離党届、安住氏も
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3465755?news_ref=nicotop_topics_topic
民進党の岡田克也常任顧問は27日、衆院議員会館で記者会見し、新党「国民民主党」に参加しない方針を表明した。民進党に離党届を提出し、無所属として活動する。立憲民主党との関係については「新党結党の結果、距離がさらに遠くなると懸念している」と説明した。
希望と民進が新党結成へ、小池都知事「とても残念」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3351239.html
小池東京都知事は、かつて自ら率いた希望の党と民進党との間で新党結成に向けた動きが進んでいることについて「元の鞘に収まるのは理解が難しい。とても残念だ」などと述べました。
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