*コシアブラ
2018年5月9日に新潟県が発表した食品の放射能検査で、コシアブラから基準値を超える高い線量が検出されていたことが分かりました。
基準値を超えたのは湯沢町産と魚沼市産、南魚沼市産、津南町産となっています。南魚沼市の舞子では170ベクレルと基準値の1.7倍に匹敵する高い数値で、県は基準値を超えた市町村に対し出荷及び食用の自粛を要請しました。
コシアブラは福島原発事故直後から高い数字が多かった食品の一つで、放射性物質を集めやすい性質があるのだと思われます。
今年で福島原発事故から7年が経過しましたが、依然としてコシアブラを始めとする一部の食品から基準値超えの放射性物質が相次いでいるところです。
4月13日に茨城県の水戸ドライブインひたちの里水戸インター店生産者直売所で販売されたコシアブラから350ベクレルの放射性セシウムが検出され、山形市産のコシアブラでも基準値を超える物が見つかっています。
いずれもセシウムの比率から福島原発事故が原因の汚染である可能性が高く、放射性物質を集めやすい食品は月日が経っても線量が下がらないことを示してると言えるでしょう。
キノコ類や山菜、海底に生息している魚介類などは線量が高い傾向が強いので、この辺りは食べる前に入念な確認をしておくことをオススメします。
魚沼市湯之谷 コシアブラ 140ベクレル
南魚沼市舞子 コシアブラ 170ベクレル
南魚沼市仙石 コシアブラ 130ベクレル
津南町下船渡 コシアブラ 100ベクレル
新潟県ホームページ
http://www.pref.niigata.lg.jp/syokuhin/1356893662570.html
コシアブラは高い。
新潟県9日公表。南魚沼市産コシアブラから100Bqを超える放射性セシウムを検出。170Bq/Kg、130Bq/Kg。
https://t.co/JM4r5cT4UJ pic.twitter.com/MZC1QQj73O— 有機農業ニュースクリップ (@OrganicNewsClip) 2018年5月9日
道の駅裏磐梯で購入。コシアブラ。
Cs合計約224bq/kg。K-40は694bq/kg。
此処の商品は山形県産。約13パック位食べないと規制値には達しない。
規制値を満たさなければ食べても良い?。そんな訳ないでしょ!。
まぁ、生物としての役目を終えた方は食べてても良いよ。 pic.twitter.com/51BypjWl3n— 八木明々 (@nrg34331) 2018年5月11日
基準値超えの放射性物質が検出されたといわれるコシアブラについて、他の山菜に比べて、放射性セシウムが吸収されやすいのかもしれないということを何気なく話していた。
でも、公の場で、こういった内容を話すことに抵抗がある。なぜなら、— さくさんcoming (@ukkari_hu) 2018年5月5日
今日は、楢葉町に続いて飯舘村の山菜を採取しました。左上からコゴミ、ワラビ、シドキ、ゼンマイ、コシアブラ、タラの芽。同村の伊藤さんのご協力で、試料調整まで終えてから帰ります。セシウム濃度の測定結果は後日、紙面にてお伝えします pic.twitter.com/zWeZPZd7fW
— 東京新聞 原発取材班 (@kochigen2017) 2018年5月7日
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