今月に入ってから大規模な噴火を続けているハワイのキラウエア火山ですが、今回の噴火は序章に過ぎない可能性が浮上しています。
米地質調査所(USGS)とハワイ火山観測所は「今後数週間のうちに爆発的な噴火が起きる可能性がある」と発表。キラウエア火山では火口内の溶岩湖が沈下を続けており、このまま沈下を続けることで地下水と接触する恐れがあると見られています。
沈下した溶岩湖が地下水と接触した場合、今までとは比べ物にならない規模で大規模な蒸気爆発が発生することになるでしょう。
地元当局は蒸気爆発について「重さ数トンもある岩石や小石が大量に吹き飛び、酸性の雲が上空に広がって、広い範囲に酸性雨をもたらす恐れがある」とコメントし、今まで以上に警戒態勢を強めるように呼び掛けています。
現時点でも住民らの被害は甚大で、島民の大半が最低限の荷物や日用品を持って避難しているところです。幸いにもけが人はいませんが、火山ガスや溶岩から噴出する有毒物質の影響で、ガスマスクを付けなければ島を歩くのも厳しい状態になっています。
↓キラウエア火山の火口近辺では70センチの地殻変動も 国土地理院
↓現地の様子
ハワイの火山、爆発的噴火の恐れ 火山スモッグや酸性雨にも要警戒
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180510-35118918-cnn-int
(CNN) 米地質調査所(USGS)とハワイ火山観測所は9日、ハワイ島のキラウエア火山について、今後数週間のうちに爆発的な噴火が起きる可能性があると発表した。有害なスモッグや酸性雨が発生する恐れもあるとして、警戒を呼びかけている。
ハワイ島キラウエア火山の火山活動に関して、「だいち2号」のSARデータを用いた解析を行いました。
噴火地域周辺で70cmを超える変動が捉えられています。https://t.co/SixRIjzoNV pic.twitter.com/igm8jJJ0Lh— 国土地理院地理地殻活動研究センター (@GSI_Research) 2018年5月9日
ハワイ島のキラウエア火山の山腹で起きている噴火の空撮動画。直線的な割れ目に沿ってマグマが噴出する「割れ目噴火」が生じており、一部では側方に溶岩が流れ、住宅にも被害が出ている。普段は観光客向けの遊覧飛行を行っているパラダイス・ヘリコプターズ社が空撮を担当。pic.twitter.com/7fyCBkq6Hn
— Oguchi T/小口 高 (@ogugeo) 2018年5月7日
#Hawaii
ハワイ島 キラウエア火山
これ凄い❗ pic.twitter.com/fR2bskm6ud— keiko.mahina (@keikoLuneHawaii) 2018年5月12日
#Kilauea で調べるとヤバイ pic.twitter.com/ybpaFqpKu9
— んぺー (@adwxmpe) 2018年5月7日
うわー! #Kilauea pic.twitter.com/BxXPbOy26h
— ドラちゃん (@Ds_Piano_Dora) 2018年5月10日
(続報)ハワイ島キラウエア火山周辺での過去24時間の地震活動。USGSデータから#地震 #火山 #ハワイ #キラウエア火山 #earthquake #volcano #Hawaii #Kilauea pic.twitter.com/Fy2qa413Xe
— 地震・地殻変動Map (@jisin_kun) 2018年5月8日
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