東南アジアの国・カンボジアが混乱状態になっています。原因は独裁的な政権運営を強めるフン・セン政権です。フン・セン首相率いる「人民党」は対抗の最大野党に対して、去年に政権転覆を図ったとして党首を国家反逆の疑いで逮捕。政党も解党を命じられ、議員や幹部も政治活動を禁止すると発表しました。
そして、そのままの情勢で総選挙の実施が決定されることになり、今月14日に候補者の届け出が締め切りとなります。届け出を出した政党は与党・人民党が大半を抑え、野党側は小規模な弱小政党だけでした。
国際社会は平等な選挙の実施を求めていますが、フン・セン首相はこのまま選挙を実施する方向で調整を進めています。
ちなみに、何故か日本政府の方はフン・セン政権への支援を継続中で、有識者からは批判を受けているところです。
カンボジア 最大野党不在で総選挙へ 国際社会の批判高まりも
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180514/k10011438341000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_005
カンボジアでことし7月に行われる総選挙の政党と立候補者の届け出が14日、締め切られました。最大野党は参加できず、与党の勝利は確実な情勢で、強権的な姿勢を崩さないフン・セン政権に対する批判がさらに高まりそうです。
カンボジアでことし7月に行われる総選挙の政党と立候補者の届け出が14日、締め切られました。最大野党は参加できず、与党の勝利は確実な情勢で、強権的な姿勢を崩さないフン・セン政権に対する批判がさらに高まりそうです。 https://t.co/oRf9QqEw5A
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) 2018年5月14日
#カンボジア で国王に対する不敬罪が初適用。小学校校長が逮捕されました。https://t.co/B3hRkNl0eT
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年5月14日
カンボジアで野党解体に国王が関与したとFacebookに投稿した小学校校長が今年新たに施行された不敬罪で逮捕。政権批判すれば逮捕へという流れに繋がりかねないと現地で不安の声も。フンセン政権の強権化ますます。→Cambodia makes first arrest using new royal insult law https://t.co/7UCTJhpTDN
— 堀 潤 JUN HORI (@8bit_HORIJUN) 2018年5月13日
が、#日本 政府はこの #カンボジア の偽選挙/一党選挙に今年2月に10,000もの投票箱を税金を使ってハンセン政権にすでに渡し、合計8億円の税金で選挙委員会を支援する事を約束しました。偽選挙になる事は最低でも昨年から国際的にも分かっていた事です。明らかに国民の意思・権利の反映は不可能です。
— weluvhumanrights (@humanrightsSEA) 2018年5月14日
#カンボジアの7月の総選挙、事実上 野党不在の「一党選挙」です。この独裁化に向けた選挙を、あろうことに日本政府が支援しています。
多くのカンボジア国民の期待を裏切るこの選挙、日本は支援をやめて!署名お願いしますhttps://t.co/elMZuaDfhN
— 土井 香苗 (@kanaedoi) 2018年5月11日
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