宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島連山で地下に巨大なマグマだまりが存在していることが初めて確認されました。
NHKが報道した記事によると、この調査は気象庁気象研究所と東京大学地震研究所、それに京都大学の研究グループが合同で行い、平成23年から2年余りにわたり揺れのデータなどから周囲の地下環境を調査していたとのことです。
その結果、霧島連山の地下のマグマだまりは、幅10キロから15キロ、厚さが5キロ以上もあることが判明。これは富士山などよりも遥かに多いと見られ、浅間山のマグマだまりと比べて2倍以上の規模となります。
火山学者の早川由紀夫氏は「全部出れば阿蘇4相当だ。10分の1出てもカルデラ陥没する。川内原発ただちに止めなきゃ」とコメントし、この量の1割が噴出してもカルデラ陥没級の大噴火になる恐れがあると指摘。
仮に破局噴火が霧島連山で発生した場合、鹿児島県にある川内原子力発電所も危険に晒される恐れがあると言えるでしょう。
政府は安全として再稼働に向かっていますが、この最新データを見ると、安全と言える保障は何処にも無いところです。
霧島連山 地下に大規模なマグマだまり 硫黄山噴火から1か月
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180519/k10011444231000.html?utm_int=news_contents_news-main_004
霧島連山の一つで宮崎県にある硫黄山が噴火してから19日で1か月です。霧島連山の地下深くには幅10キロから15キロにわたる大規模なマグマだまりがあることが初めてわかり、研究者は「噴火のメカニズムを知る重要な手がかりになる」としています。
気象庁 霧島連山
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/551.html
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もし「幅が10キロから15キロ、厚さが5キロ」なら750立方キロだ。全部出れば阿蘇4相当だ。10分の1出てもカルデラ陥没する。川内原発ただちに止めなきゃ。— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) 2018年5月18日
生きてる間に破局噴火を経験してしまうのか🌋🌋🌋 霧島連山 地下に大規模なマグマだまり 硫黄山噴火から1か月 | NHKニュース https://t.co/XRiGXgkhcP
— RYO (@ryo01_ryo01) 2018年5月18日
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浅間山の2倍か、、、。御鉢も気になる。。。
— どるぴん (@carapowa1) 2018年5月18日
こわっ!!(有るとはわかっていてもねー、、、、)
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— Sato (@gsesatolu) 2018年5月18日
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マグマだまりが大きく、新燃岳以外の御鉢などから噴出する可能性もあり、広い範囲で地殻変動などの観測や研究を行う必要がある」と指摘しています。— かばきちザ・草取りモード (@tokabakichi) 2018年5月18日
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