来月20日に国会会期末を控えていることもあって、政府与党が法案の審議や採決の速度を早めています。
5月18日の国会ではTPP(環太平洋経済連携協定)の新案が野党の反対を押し切って衆議院に提出され、野党側が茂木敏充経済再生相に対する不信任決議案を提出して抵抗。
他にもギャンブル依存症対策基本法案の審議入りも決定し、法案の精査が不十分だとして反発する野党を無視する形で強行が相次ぎました。
更には今国会の目玉法案である「働き方改革関連法案」も今月中に強行採決となる予定で、いずれも審議内容の短さから野党が強く反発しています。
ただ、野党側は先月の審議拒否で世論の反発を受けたこともあり、取れる手段が限られているのが現状です。参議院でも数的に負けているわけで、何処まで抵抗できるのか疑問があると言えます。
最終盤の国会、与党は委員長「職権」連発 野党も対抗
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180519-00000006-asahi-pol
与党が重要法案の今国会成立をめざし、委員長による「職権」をてこに審議を加速し始めた。野党は、早くも担当閣僚への不信任決議案を出して対抗する。会期末まで残り1カ月あまり。来週には最大の対決法案である働き方改革関連法案の衆院通過に向けた山場を迎える。最終盤の与野党攻防が幕を開けた。
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