*財務省
5月23日に財務省が国会に森友学園問題の交渉記録を提出しました。交渉記録の量は900ページ分もあり、財務省側と籠池前理事長らのやり取りが細かく掲載されていると見られています。
また、同時に決裁文書も約3000ページ分が公開され、ダンボールに詰め込まれた資料が国会に運び込まれたところです。
この交渉記録は国会答弁で理財局が「破棄した」と繰り返していたもので、財務省は提出時に「国会答弁で説明していたことが事実と異なっていたことを、深くおわび申し上げる」と謝罪しました。
一方で、理財局の一部の職員が実際に交渉記録破棄の指示をしていたとも明かし、財務省の佐川前理財局長が去年の国会では木に言及してから、整合を合わせるために動いたと報じられています。
森友学園問題を巡っては理財局長よりも上の地位の人から指示があったという疑念が消えず、理財局の職員が指示したとしても単独で動いたとは考え難いです。
森友問題 財務省 「廃棄」と説明の交渉記録提出
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180523/k10011449001000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_007
森友学園への国有地売却をめぐり、財務省は、「廃棄した」と説明してきた学園側との交渉記録が見つかったとして衆議院予算委員会の理事懇談会に提出しました。財務省は、理財局の一部の職員が、保管していた交渉記録を廃棄するよう指示していたことを明らかにし、指示の経緯などを調査したうえで、速やかに結果を報告すると説明しました。
「森友」交渉記録 理財局職員が破棄指示
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180523/k10011448861000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002
森友学園への国有地の売却をめぐる問題で、財務省は「廃棄した」と説明してきた学園側との交渉記録が見つかったとして23日、国会に提出します。また去年2月に問題が明るみになったあと、財務省理財局の一部の職員が保管してあった記録を廃棄するよう指示していたことが新たにわかり、財務省の対応が厳しく問われることになります。
森友学園の国有地売却に関する改ざん前決裁文書です。財務省が交渉記録とともに提出したものです。積みあがっている文書のなかには学園側との交渉記録も含まれています。 pic.twitter.com/Jcxad6aChv
— 立憲民主党 (@CDP2017) 2018年5月23日
森友、改ざん前文書13件3000ページに加えて、交渉記録900ページ?も今日公表予定。佐川氏が「廃棄済み」と断言していた記録は、国会で問題になってから廃棄が指示されたという。これを隠ぺいと言わずしてなんと言うか。徹底分析が必要だ。https://t.co/tNq0pCGXLX
— 山添 拓 (@pioneertaku84) 2018年5月22日
この内閣が「ない」「会ったことがない」と言えば、そのうちに出てきたり面会した事実が明らかになる。森友の交渉記録は破棄された筈だったのに出てきた。イラク日報もしかり。「総理のご意向」メモも文科省にあった。誰かと「調整」したら記憶が蘇った人もいる。今度の愛媛文書。反証の責任は総理に。
— 市田忠義 (@ichida_t) 2018年5月22日
https://t.co/ofJCTE6OBC
財務省は、森友学園との国有地取引をめぐる交渉記録約950ページと、同省が改ざんする前の14件の決裁文書約3千ページを国会に提出しました。写真は衆院予算委の理事懇談会に提出される様子です。(諫) pic.twitter.com/YH9tmt0GkM— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2018年5月23日
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