今月にシンガポールで予定されている米朝首脳会談について、北朝鮮が外貨不足で高額の宿泊費などを支払えない可能性が浮上しています。
そこでアメリカ政府が北朝鮮の費用を肩代わりする案が検討されていますが、北朝鮮との関係性から別の第三者機関による支援案が有力視されているところです。
去年にノーベル平和賞を受賞した国際NGOのICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)は公式ツイッターで「支援の用意がある」と表明し、北朝鮮の核軍縮を実現するために支援を検討中だと明かしました。
また、米朝首脳会談の開催地であるシンガポールのウン・エンヘン国防相も「歴史的会談で小さな役割を果たすために負担をしてもかまわない」と発言。
北朝鮮側は高額な宿泊費を誰が支払うか結論が出てない状態で、近い内に何らかの発表があると見られています。
米朝首脳会談の北朝鮮宿泊費 シンガポール政府など支援表明
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180603/k10011463321000.html
史上初めての米朝首脳会談をめぐって、北朝鮮側が高額な宿泊費を支払えない可能性が指摘される中、会談が行われるシンガポールの政府やノーベル平和賞を受賞した国際NGOが支援の用意があることを表明し、今後、具体的な調整が進められるものと見られます。
As a contribution to efforts to prohibit and eliminate nuclear weapons, ICAN offers to pay for the hotel costs of the Singapore summit. #nuclearban https://t.co/4bSyxqtBNj
— ICAN (@nuclearban) June 2, 2018
12日にシンガポールで開催が予定されている米朝首脳会談。#ICAN はこれが核兵器を禁止し廃絶し、平和を実現していく上でまたとないチャンスになり得るとして、会談の費用にICANが昨年受け取ったノーベル平和賞の賞金の一部をあててほしいと提案しました。#YesICAN https://t.co/U1b8Vs2JQN
— ICAN Japanese (@nuclearban_jp) June 3, 2018
12日開催予定の米朝首脳会談の費用をどう賄うかが議論されています。#ICAN 国際運営委員の川崎哲(ピースボート共同代表)は声明で「朝鮮半島の平和と核兵器のない世界を支援するため、首脳会談にかかる費用を平和賞の賞金から拠出することを提案する」と述べました。#YesICAN https://t.co/y8DFWjX8px
— ICAN Japanese (@nuclearban_jp) June 3, 2018
米朝会談にあたり費用の問題があるのなら、ICANは、昨年のノーベル平和賞の賞金から拠出をすることにやぶさかでありません。核兵器廃絶と朝鮮半島の非核平和のための歴史的好機ですから。#YesICAN
US determining who will pay for North Korea leader’s hotel room https://t.co/ZBuzz05Qdh— Akira Kawasaki (@kawasaki_akira) June 2, 2018
いいね!しよう