6月18日の大阪地震で小学校のブロック塀が倒壊し、4年生の女子児童が死亡した問題で、数年前から危険性が指摘されていたことが分かりました。
報道記事によると、ブロック塀の危険性を指摘していたのは外部の専門家で、3年前に指摘を受けて小学校の校長は市の教育委員会に調査を依頼し、安全だという回答を受けていたとのことです。
調査を行ったのは建築士の資格のない職員で、高槻市の教育委員会が安全と判断したことでそのままブロック塀が放置されたと報じられています。
樽井弘三教育長は「日常の見回りの中の一つとしか考えておらず、認識が甘かった。以前の調査を生かして倒壊を防げなかったのは痛恨の極みで、残念でならない」とコメントして釈明していました、
今回の問題を受けて箕面市は小中学校のブロック塀をすべて撤去すると発表。政府の方もブロック塀の建設問題で対応を検討中で、騒動は波紋を広げているところです。
ブロック塀倒壊 危険性指摘も安全と判断 高槻市教委
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180622/k10011490581000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003
今月18日の地震で小学校のブロック塀が倒壊し、4年生の女子児童が死亡したことについて、大阪 高槻市の教育委員会は、外部の専門家が危険性を指摘していたにもかかわらず、建築士の資格のない職員がおととし調査を行い安全だと判断していたことを明らかにし、認識が甘かったと謝罪しました。
大阪 箕面市 小中学校のブロック塀すべて撤去へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180622/k10011490671000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002
今回の地震で、震度6弱の揺れを観測した大阪 箕面市では市内の公立の小中学校に設置されたブロック塀について児童や生徒の不安を取り除きたいとして、すべて撤去する方針を固めたことが市への取材でわかりました。
先日の地震では、ブロック塀の倒壊により、通学途中の幼い命が奪われました。ご冥福を心からお祈りします。子供たちの安全を第一に、このような痛ましい事故を二度と起こさない。学校の安全確保に万全を期すため、ブロック塀の安全点検を全国で緊急的に実施します。 pic.twitter.com/uBvh3SEeHw
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2018年6月21日
女児犠牲の塀、市教委が2年前に「安全」としていた
→校長が防災の専門家を招いて確認したところ、専門家から地震で倒壊したブロック塀の危険性の指摘
→市教委は職員を現地に派遣して安全性を点検。その結果、校長に「安全性に問題はない」と報告https://t.co/LqvSm3ZTla#大阪北部地震— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年6月21日
大阪 箕面市 小中学校のブロック塀すべて撤去へ #nhk_news https://t.co/WVYPwENDnd
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年6月22日
【リリース】ブロック塀、今一度、再点検を!!
目視で点検できます。尊い命を再び失わないために。
安全の管理は「所有者の責任」です。
不適合があれば、まずは専門家(建築士)に相談を。
役所・役場でも相談できます。#大阪 #地震 #ブロック塀https://t.co/FaJbjR75x3 pic.twitter.com/NkbWF9EUzu— 国土交通省 (@MLIT_JAPAN) 2018年6月21日
通学路のブロック塀を一斉点検へ 大阪府、死亡事故受け https://t.co/5imlu1j192
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2018年6月22日
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