先月の西日本豪雨時に愛媛県西予市野村町の野村ダムで緊急放流作業が行われ、肱川(ひじかわ)が氾濫した問題で住民説明会が行われました。肱川の氾濫では大量の水が川から溢れ出て、野村町内で死者5人、浸水650戸などの被害が発生。
8月9日夜に市や国交省の担当者らが住民説明会を開き、黙祷を捧げた上で「操作は適切だった」「今後、検証を進めたい」などと緊急放流の正当性を主張していました。
これに対し住民側からは「言い訳をしているとしか聞こえないんですよ」「殺人ですよ」「土下座しろ」というような怒号が飛び交ったと報じられています。
住民は国交省に(被害の)全額補償を強く求めており、野村ダムの緊急放流を巡る問題は議論が長引くことになりそうです。
豪雨でダム放流は「適切」 市の説明に住民怒りの声
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000133730.html
「人災だ」「土下座しろ」放流説明に住民ら怒り
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180811-OYT1T50064.html
西日本豪雨の際、愛媛県西予市野村町の野村ダムで7月7日早朝に行われた緊急放流で肱川が氾濫し、野村町内で死者5人、浸水650戸を出した問題で、国土交通省野村ダム管理所と西予市が9日夜、地元の野村中体育館で初の住民説明会を開いた。住民からはダム操作や避難情報の広報などに問題があったと非難する声が相次いだ。
野村ダム放流 説明会に700名‼私も参加。
過去最大から2.4倍の流入 予測困難と国交省。
放流量により水位上昇予測できたはず なぜ周知出来ないと怒りの指摘‼
早めの避難呼び掛け出来なかったことについて陳謝。西予市
ダム操作規則の見直し必須‼
5人の犠牲。繰返しはない‼愛媛新聞参照 pic.twitter.com/5m4HGXCFwT
— 笹岡博之 (@HiroyukiSasaoka) 2018年8月9日
西予市野村町の復旧ボランティア活動30日目。本日も氷の配布と被災家屋の解体作業を実施。夜は西予市と野村ダムが開催した住民説明会に参加しました。行政や野村ダムは町民の心を理解していない。言い訳と堅苦しい言葉で町民を惑わし、本質的な問題から目を逸らしている。我々は絶対に許せない。 pic.twitter.com/Qv0XnHjqHl
— 蒼心誠太郎 (@sumeramikuni88) 2018年8月9日
豪雨災害から1か月が経つ、愛媛県大洲市へ。上流の野村ダム、鹿野川ダムの放流操作とその情報伝達のあり方が問題となっています。橋脚ごと流された橋が激しさを物語る。国交省は「規則通りの適切な対応」としたが地元の方は「このあたりの9割の人はダムのせいだと思っている」と。徹底的に検証が必要。 pic.twitter.com/TfzPTmmpve
— 山添 拓 (@pioneertaku84) 2018年8月7日
「天災ではなく人災」西予の野村ダムで説明会 愛媛豪雨災害 | 2018/8/10 – 愛媛新聞社 https://t.co/rXZEmFfOYU
人災ってことにすれば天災と違って特定の誰かを殴って憂さ晴らしが出来るっていう最高に不毛な行い。被災者だからって何でもかんでも許される訳じゃねえぞ。
— しわすみ (@s_w_s_m) 2018年8月10日
野村ダムの放流に住民が怒ってるらしいけど「ダムに対して無関心じゃなかったのか?」「未曽有の災害が予測される中、避難を自分達で判断できなかったのか?」と問いたい。
ダムに臨機応変を求める前に、住民が臨機応変になるべきなんじゃないのか?— ちとー (@tito114j) 2018年8月9日
野村ダム「3時間50分後に防災操作するで。放流量千トン超えるで」
西予「どんだけ被害出るかわからん(放流1時間10分前に避難指示)」
鹿野川ダム「2時間25分後に防災操作するかも。過去最大の放流量で毎秒6千トン出すわ」
大洲「放流量に現実感ないから水位で判断するわ(放流5分前に避難指示)」 pic.twitter.com/tBzaIKebEJ— なてら (@natera88) 2018年8月6日
愛媛豪雨災害
「天災ではなく人災」西予の野村ダムで説明会
18年8月10日(金)(愛媛新聞)https://t.co/AXzv4NklvF @ehime_npさんから*間違いなくこれは人災だと僕も思う!
— しろくま (@hontounokotoga_) 2018年8月11日
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