9月6日に発生した大地震の影響で北海道全域が停電となっていますが、徐々に電力事情が回復に向かっています。北海道電力によると、9月7日0時時点で停電から復旧した戸数は66万戸となり、停電戸数は229万戸に減少したとのことです。
ただ、一番大きな火力発電所が震源付近にあることから、完全復旧には1週間程度の時間が掛かると予想されています。信号機や街灯が消えている場所も多く、まだまだ当面は注意が必要だと言えるでしょう。
【停電解消戸数等のお知らせ(9月7日2時現在)】
停電解消戸数については80万3千戸です。
以下の市町村(28市54町8村)の一部で、停電が解消しています。
(石狩振興局)札幌市、江別市、千歳市、当別町、新篠津村 (空知総合振興局)岩見沢市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、滝川市、砂川市、歌志内市、深川市、夕張市、南幌町、奈井江町、由仁町、長沼町、栗山町、新十津川町、妹背牛町、秩父別町、雨竜町、北竜町、月形町、沼田町 (後志総合振興局)小樽市、蘭越町、ニセコ町、留寿都村、喜茂別町、京極町、倶知安町、共和町、岩内町、余市町、古平町、泊村、神恵内村、赤井川村 (渡島総合振興局)函館市、北斗市、森町、七飯町、八雲町、福島町、松前町、木古内町、鹿部町 (檜山振興局)せたな町、江差町 (胆振総合振興局)室蘭市、苫小牧市、登別市、安平町、厚真町、白老町 (日高振興局)日高町 (上川総合振興局)旭川市、士別市、名寄市、富良野市、鷹栖町、東神楽町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、東川町、美瑛町、上富良野町、剣淵町、占冠村 (留萌振興局)留萌市 (宗谷総合振興局)稚内市 (オホーツク総合振興局)北見市、訓子府町、佐呂間町 (釧路総合振興局)釧路市、弟子屈町 (根室振興局)別海町、中標津町 (十勝総合振興局)帯広市、上士幌町、音更町、幕別町、士幌町、中札内村、更別村【設備状況のお知らせ】
砂川発電所3号機(12.5万kW)につきまして、9月6日13時35分に運転を開始いたしました。
音別発電所1号機(7.4万kW)につきまして、9月6日20時10分に運転を開始いたしました。
奈井江発電所2号機(17.5万kW)につきまして、9月7日0時20分に運転を開始いたしました。
砂川発電所4号機(12.5万kW)につきまして、9月7日0時57分に運転を開始いたしました。
広範囲で停電 信号機や街灯が消えたまま 事故に注意を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180906/k10011614731000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_013
北海道内では夜になっても広い範囲で停電が続いていて、多くの交差点で信号機や街灯が消えたままになっています。警察は事故が起きやすいとして、引き続き不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
停電している地域のみなさま。自宅を離れるときは、ブレーカーを落としてください。給電が再開されたら、電気機器やコードが損傷していないか、燃えやすいものが近くにないか、十分に確認してからブレーカーを戻してください。地震後の火災は防げる災害です。[消防研究センター]
— 総務省消防庁 (@FDMA_JAPAN) 2018年9月6日
停電解消戸数等のお知らせ(4)⑨(9月7日2時現在)
・以下の市町村(28市54町8村)の一部で停電が解消しています。
(根室振興局)別海町、中標津町
(十勝総合振興局)帯広市、上士幌町、音更町、幕別町、士幌町、中札内村、更別村— 北海道電力株式会社 (@Official_HEPCO) 2018年9月6日
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