*伊方原発
愛媛県の伊方原子力発電所3号機の再稼働を巡る住民訴訟で、広島高等裁判所は運転停止を命じた去年の仮処分の決定を取り消すと発表しました。
広島高裁は去年12月に熊本県の阿蘇山が噴火する危険性を指摘し、今月30日まで伊方原発3号機の運転を停止するように期限付きで判断。
この高裁の決定に四国電力は異議を申し立て、広島高裁の別の裁判長のもとで改めて審理が行われていました。
報道記事によると、新しい裁判長は「火砕流が到達する可能性が十分小さいと評価できる」と述べ、噴火の可能性が低いと言及したとのことです。
これで運転停止命令が取り消しとなり、四国電力は伊方原発の再稼働が可能となります。
ただ、別の住民が申し立てた仮処分もあることから、この内容次第では再び停止となるかもしれません。
愛媛県にある伊方原子力発電所3号機について、広島高等裁判所は、運転停止を命じた去年12月の仮処分の決定を取り消し、運転を認めました。伊方原発3号機は去年の決定によって運転できなくなっていましたが、判断が覆ったことで、再稼働できる状態になりました。
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