*国連人権理事会
10月25日に行われた国連総会で、国連人権理事会が福島原発事故における日本政府の対応を強く批判しました。
国連人権理事会の特別報告者は総会で「去年、人権理事会が勧告した1ミリシーベルト以下という基準を考慮していない」と述べ、日本政府の避難解除は安全性が確保されていないと指摘。
そして、上記の発言に続けて、平常時の年間の被ばく量が1ミリシーベルト以下にならなければ、子どもたちや出産年齢にある女性の帰還は見合わせるべきだと日本政府に強く要請しました。
日本政府はこのような国連側の指摘に対して、「この基準は専門家で作るICRP(国際放射線防護委員会)が2007年に出した勧告をもとにしており、避難指示の解除にあたっては国内の専門家と協議して適切に行っている」「こうした報告が風評被害などの否定的な影響をもたらすことを懸念する」などと反論するも、トゥンジャク特別報告者が「同じ専門家の勧告で平常時は年間の被ばく量は1ミリシーベルト以下に設定されている」と論破しています。
東京オリンピックに合わせて福島原発事故の避難区域は続々と解除されていますが、その実態は危険な放射能汚染を放置したまま都合の良い基準値で自己解釈をして、地域住民の安全を無視して解除しているだけだと言えるでしょう。
国連人権理事会が任命した特別報告者が、25日の国連総会で、福島の原発事故を受けた日本政府の避難解除の基準ではリスクがあるとして、子どもたちの帰還を見合わせるよう求めました。これに対して、日本側は、国際的な専門家団体の勧告に基づいていると反論し、日本側との立場の違いが浮き彫りになりました。
国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判:日本経済新聞 https://t.co/yJl3B62R6P「被曝(ひばく)線量が年間1ミリシーベルト以下という基準が適切で、20ミリシーベルト以下で避難指示を解除している日本政府の対応を批判」日本の世界標準を無視した俺様ルールなんだよね。
— Yusuke_Todaka (@Yusuke_Todaka) 2018年10月26日
日本政府の反論はいつもと同じで「帰還は強制してない」「風評被害を助長する」。でも避難指示解除と同時に支援策打ち切り、賠償打ち切りするのは帰還強制につながる施策だし、国際社会では通用しないだろうな。
→国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判:日本経済新聞 https://t.co/JoxeGyCCUq— 木野龍逸 (Ryuichi KINO) (@kinoryuichi) 2018年10月26日
もし政府の言っていることが正しいなら、病院内に「放射線管理区域」なんて必要ないのだけどね。
「国連の報告者も放射脳」とか言い出しそう。「国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判 」~ 日経https://t.co/2kyru7re1i https://t.co/2kyru7re1i
— M.kyoya (@kappaman) 2018年10月26日
年間20mSvも被ばくする場所に子どもを帰還させることは、子どもの虐待だと思う。
今回の国連人権委員会の特別報告は、正しい報告だと思う。日本政府は、もっと国民の安全を守ってほしい。 https://t.co/ERm9GV9O61
— 槌田博【戦争と原子力の放棄】 (@mbnife) 2018年10月26日
福島原発事故避難めぐり、国連人権理事会特別報告者声明。日本政府には「子どもの被ばくを防ぎ、最小限にする義務がある」。住宅無償提供の打ち切りなどが「帰還への多大な圧力になっている」→:子ども帰還見合わせ要請 国連報告者「年間1ミリシーベルト以下に」(共同) https://t.co/4W2hS4QYlA
— 田井中雅人/Masato Tainaka (@tainaka_m) 2018年10月26日
避難している人が帰る基準
・国連:1mSv以下
・政府:20mSv以下意見が割れていますが、個人的には子供や妊婦さんは国連勧告に賛成します。
東京新聞:子ども帰還見合わせ要請 国連報告者「年間1ミリシーベルト以下に」:国際(TOKYO Web) https://t.co/tjThTzuLwx
— fujikuro (@fujikurok) 2018年10月26日
苦しんでいるのは「風評被害」によるのか?国連人権理事会の指摘を真摯に受け止めるべき。唯一の原爆被爆国がどうしてこうなるの。放射線被曝者を何としても増やさないようにするべきなのに。
国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判:日本経済新聞 https://t.co/0krj3M1s5R
— いるかのえ (@ninoot922Ura) 2018年10月26日
国連報告者が日本を批判するのは当然
五輪を前に、放射能問題は「無かったこと」にしようと日本政府は躍起になってるが
日本と違ってそんな誤魔化しは世界には通用しない放射能問題だけでなく様々な不備・問題で東京五輪は中止もしくは体裁を整えられなくなるだろうと予見
五輪バブルも五輪前に崩壊— やぬす (@janusroad) 2018年10月26日
院内集会で途中経過を聞いていましたが、すごい勧告です。 東京新聞:子ども帰還見合わせ要請 国連報告者「年間1ミリシーベルト以下に」:国際(TOKYO Web) https://t.co/qFFFEai8tn
— 高橋千鶴子 (@chiduko916) 2018年10月26日
基準を20倍に緩めて帰還させようとする日本。それに対する他国からの意見は極めてまとも。原発事故後、福島の方が放射線に強い体になるわけはない。 子供や女性は帰還しないで 国連の声明に政府は懸念(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース https://t.co/9HbMrG5vqY @YahooNewsTopics
— 秋田放射能測定室 (@metabokenopapa) 2018年10月26日
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