日本銀行の上場投資信託(ETF)が増加しています。安倍政権になってから日本銀行が株式市場に投入している資金の金額が増え、先月10月も9688億円を追加で投入していました。
累計だと30兆円を超える規模となり、日本銀行が大株主となる大企業が続出しています。
今のところは影響は軽微だと言われていますが、そろそろ出口戦略を模索しなければ、限界以上のドーピングによって国全体が不安定化する恐れもあるかもしれません。
10月2日に日本銀行は中期を対象とする日本国債の買い入れを増やすと発表しました。残存1年超で3年以下の国債は前回から500億円の増額となり、総額は3500億円に増額。
月間合計で2500億円の減額を目指すとしていますが、国債も含めて安倍政権は日銀頼みの経済政策が目立ってきているところです。
過去最高のETF爆買い 日銀が大株主の「最新21社」リストhttps://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240671
「日銀はすでに30兆円近いETFを買っています。本来なら出口(株売却)を探る時期なのに、過去最大の買い入れを行うとは無謀としか言いようがありません。日銀は株を買うだけで、ほとんど売却していません。海外投資家の目には市場原理の働かない歪んだ市場と映るでしょう」(証券アナリスト)
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