1月23日にスイスで行われた世界経済フォーラム(ダボス会議)で、安倍晋三首相が昭恵夫人の日本酒を宣伝したと物議を醸しています。問題視されているのはダボス会議の午後に行われた日本のイベント「ジャパン・ナイト」で、乾杯の際に島県会津若松市の老舗「末廣酒造」が醸造した日本酒「やまとのこころ」が配られました。
このお酒は昭恵夫人が管理している「昭恵農場」のコメを原料として使っており、実質的に昭恵夫人のお酒をダボス会議で宣伝した形です。
かつて国会で「昭恵夫人は私人」と言及していたこともあって、「私人のお酒を政府が宣伝している」「これは私的利用では?」などと批判や疑問の声がネット上に相次いでいます。海外だと大統領夫人は大半が公人扱いで、特別な秘書官や補佐官が居る代わりに、私人よりも責任が重い立場となっていることが多いです。
安倍首相また公私混同 ダボスで昭恵夫人の日本酒を大宣伝
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/246104
現地時間23日夜、ダボス会議に合わせてスイス・ダボスで開かれた日本の食文化紹介イベント「ジャパン・ナイト」。その場で、安倍首相が招待客に売り込んだのは、福島県会津若松市の老舗「末廣酒造」が醸造した日本酒「やまとのこころ」だ。
ダボス会議のジャパンナイトで乾杯した後での自撮りです。世耕経産大臣、安倍昭恵総理夫人、竹中平蔵さんが入っています。
これだけ活力があるジャパンナイトは、初めてです。「Japan is back!」と強烈に世界に印象付けたと思います。(^^) pic.twitter.com/sKvUGl7l11
— 堀義人 (@YoshitoHori) 2019年1月23日
🇷🇸ダボス会議に出席中のセルビアのブーチッチ大統領(25日まで滞在)は23日朝の安倍首相の演説にも列席したとのことで、セルビアの主要メディアの報道によれば昭恵夫人や世耕経産相と同じ列に座っていた模様… pic.twitter.com/DVdiJvW6rz
— Masaaki Tominaga (@Svetislavkun) 2019年1月24日
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