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【大問題】違法ダウンロード拡大、文化庁が規制賛成意見を水増し!法改正の根拠が崩壊!?「与党に虚偽説明」

*文化庁
政府が検討中の違法ダウンロード拡大について、文化庁が虚偽の説明をしていた可能性が浮上しています。

文化庁の説明が間違っていると指摘をしたのは明治大学知的財産法政策研究所で、文化庁は政府与党向けの説明会で規制賛成派の意見を水増しして、あたかも規制推進が正論であるかのように見せていたとのことです。具体的には2月の文化審議会著作権分科会で文化庁が提出した説明資料で、違法ダウンロードの拡大に「慎重な意見」を出した学者の意見が省略されていました。

また、法改正に積極的な学者の意見は大きく掲載され、複数に分割して掲載することで規制推進派ばかりの意見になっているとは明治大学知的財産法政策研究所は指摘しています。他にも海外の事例を紹介した説明でも都合の良い部分だけを紹介し、公共の場で著作権物を使っても公正な利用と認められれば権利侵害にはならない「フェアユース」の規定などは一切掲載がありませんでした。

自民党の文部科学部会などは先月に文化庁のこうした説明などを参考にして法改正を了承していますが、その参考元で不正行為が発覚したことから、違法ダウンロード拡大の法改正の根拠が崩れた形になったと言えるでしょう。

 

「賛成意見を水増し」DL違法化、専門家が文化庁を批判
https://www.asahi.com/articles/ASM3351BKM33UCVL007.html

権利者の許可なくインターネットに上げられたと知りながら漫画や写真、論文などをダウンロードすることを全面的に違法とする著作権法改正を進めようとしている文化庁が、自民党に正確ではない説明をしたと指摘する「検証レポート」が3日、明治大学知的財産法政策研究所のホームページで公表された。

自民党の文部科学部会などは先月こうした説明などをもとに法改正を了承したが、反対意見も根強く出ている。党の最高意思決定機関である総務会は1日の会合で、関係者への説明不足などを理由に異例の了承先送りを決めたばかり。与党に不正確な判断材料を提供していたとの指摘は今後の議論に影響を与えそうだ。

明治大学知的財産法政策研究所
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~ip/20190219seimei.html

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