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【東日本大震災】福島原発事故から8年、今も全国で5万人以上が避難生活 福島の放射能汚染は消えず 原発事故収束も不透明


2019年3月11日で東日本大震災と福島第一原発事故の発生から8年となりました。依然として全国で5万1778人が避難生活を強いられており、福島原発事故があった福島県では放射能汚染から広い範囲が帰還困難区域に指定されたままです。

特に問題となっているのは福島原発事故で発生した大量の放射性物質で、福島第一原発の20キロ圏内だと放射能汚染が色濃く残っています。東京電力によると、昨年の1年間に福島第一原発から放出された放射性物質は約9億3300万ベクレルと、事故から8年が経過しても多い状態が続いているとのことです。

当初は「数ヶ月程度で終わる」と言われていた作業も全く終わる気配がなく、東日本大震災の悲劇は現在進行系だと言えるでしょう。

NHKの調査だと、被災者の半数が「収入減った」と回答し、「職を失った」との回答も35%に上っています。事故から長時間が経過したことを理由に支援を打ち切るような自治体や組織もあり、被災者の生活問題も残っているところです。東日本大震災の犠牲者に黙祷を捧げると同時に、今を生きている人たちへの支援も忘れずにやる必要があります。

 

東日本大震災と原発事故8年 全国で今も5万人以上が避難生活https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190311/k10011842891000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から11日で8年です。被災地では住宅の再建がおおむね進む一方で、依然として全国で5万人以上が避難生活を余儀なくされ、人口減少や高齢者の孤立なども課題となっています。

東日本大震災8年「収入減った」が被災者の半数超
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190311/k10011842961000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

東日本大震災から8年となるのを前にNHKが岩手・宮城・福島の被災者にアンケートを行ったところ、5割余りの人が震災前と比べて収入が減ったと回答しました。街や住まいの復興が進む一方で生活ぶりは厳しく、暮らしの再建が課題となっています。

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